図書ソロモンカイ セゴウ サクセン000017290

ソロモン海『セ』号作戦

サブタイトル1~10
敵中突破,機動舟艇部隊
編著者名
種子島 洋二 著者
出版者
白金書房
出版年月
1975年(昭和50年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
251p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta86
保管場所
閉架一般
内容注記
企画:戦史刊行会 参考文献:p251
和書
目次

1 北方部隊、アリューシャン進攻
駆逐艦「汐風」でアリューシャンへ北洋でミッドウェイの大敗を知る
2 日・米潜水艦戦術の優劣
猛烈なアメリカの対潜攻撃
転換の機を失したわが潜水艦戦術
3 玉砕第一号、ツラギ守備隊
無謀きわまる二万キロ防禦ライン
離島防禦にのんきな作戦指導部
壮絶 ガダルカナル増強作戦
ブナ守備隊救援で陸海軍が対立
4 駆逐艦の墓場
ニュージョージアへ緊急輸送開始
はじめて知る米軍レーダーの偉力
「村雨」ついに被弾、沈没
5 海上漂流二〇時間
暗い海面を流れてくる軍歌の合唱
海上遥かに敵機の猛爆ぶりの望見
満天の星の下、ついに孤島に漂着三日後、コロンバンガラ基地へ収容される
6 海軍第一挺身輸送隊
故国の土
優秀な士官で第一挺身輸送隊を編成
沈欝な空気みなぎる第八艦隊司令部
一〇〇〇機対一二〇機の航空撃滅戦
服装ひとつにも日米戦闘意識の差
7 敵有力部隊、レンドバ島に上陸
ブーゲンビルからチョイセル島へ
ブインに帰投、ただちにガノンガ島へ
孤島守備の陸戦隊員と暖かい交歓
8 ニュージニア島攻防戦
わがムンダ基地へ米軍猛攻を開始
「クラ湾夜戦」で司令官以下三〇〇名戦死
敵の制空制海権下に必死の増援作戦
佐々木支隊、ジャングルの白兵戦
ついに補給ならずムンダの危機迫る
9 余命わずかコロンバンガラ島
舟艇基地をベララベラ島へ移動
月明下、命がけの“険悪地”突破
執拗なグラマン戦闘機の機銃掃射
積極果敢な米軍の機雷戦術
おもわぬ事故に遭遇した庄子中尉
危うく避けられた敵前決闘
10 機動舟艇部隊編成なる
艦隊参謀から救出作戦を予告される
追いつめられた玉砕寸前の南東支隊
米軍は「成算なければ戦わず」
ついに決定した「セ」号撤収作戦
心づよい伊集院司令官の率先指揮
出撃前夜、ブイン海岸で酒と歌の壮行会
はやくも米軍哨戒機の猛攻はじめる
11 「セ号」第一次撤収作戦
全力ヲ挙ゲテ「コ」島ニ突入セヨ
故障艇を捨てるべきか曳航すべきか
どの顔にも感謝と感動の色が…
敵の魚雷艇群、駆逐艦四隻あらわる
12 「セ」号第二次撤収作戦
第二次出動をしぶる艦隊司令部
疾風のごとく襲いかかる米駆逐艦
玉砕返上!
友軍一万二〇〇〇名をついに救出
13壮烈!ベララベラ海戦
一度は発信された「玉砕訣別」の電報
一歩もひけをとらぬ伊集院部隊の勇戦
あっぱれな米軍魚雷艇長の武士道
ソロモン攻防戦で露呈した五つの素因
無惨な敗戦につながる人間軽視の思想