図書センリョウ ヒロク000017261

占領秘録

サブタイトル1~10
編著者名
住本 利男 著者
出版者
毎日新聞社
出版年月
1965年(昭和40年)7月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
361,6p
ISBN
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Su62
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

軍使、マニラへ飛ぶ
味方もあざむく極秘の出発
英文の勅語案
厚木基地の混乱
連合軍の進駐
二日延期に歓声上がる
“死せる街”の横浜
ミズーリ号上の調印
天皇、全権に深くお諭し
軍政をくいとめる
政府撤回に全力
“抗戦”の予想はずれる
東京への進駐
視察班、皇居災害に驚く
愛宕山などで相次ぐ自刃
自決の場所に米人小学校
婦女子の保護に苦心
関西への進駐
海外からの復員
米船二百隻貸与ではかどる
戦犯の指定と逮捕
自殺防止に大悩み
日本刀の問題
DDTと女
伝染病の大流行
ペニシリン東京へ
パンパンの発生
憲法の改正に着手
マ元帥、近衛公に示唆
総司令部の考え
幣原首相は気乗り薄
政府と内府で並行調査
近衛公の“改正役”否定
秘められた近衛案
保守的な松本案
総司令部の憲法草案
明治憲法の焼き直し
マ元帥、戦争放棄を指示
一院制で土地は国有
総司令部の再考を求む
共和制の要求に先手
陛下、大権放棄を認められる
新憲法でき上がる
米案を修正、共同で英訳
『内閣輔弼』で大激論
マ元帥も閣議も徹夜
要綱を口語体に直す
枢密院全会一致ならず
皇室典範にマ元帥の好意
近衛公と政局
『日華事変の責任』に手厳し
東久迩宮内閣生まる
吉田茂登場す
新党や組閣に色気
逮捕命令に自決覚悟
出頭日の朝、ついに服毒
天皇制をめぐって
近衛公が退位を主張
陛下、極秘にマ元帥を訪問
マ元帥『変更せず』と言明
陛下『人間宣言』をご発意
陛下の法廷喚問免かる
バー・モウ亡命事件
終戦直後新潟の寺へ
英当局、半年後に知る
出頭より逃亡を主張
図に当った苦肉の延命策
甲斐課長ら巣鴨へ
総司令部やっと結論
独立を目前に帰国
財閥の解体
まず三井が矢面に
三井の改革案けらる
住友に鉾先を向ける
自主的に解体
劇的な三菱の最後
頑張りぬいた岩崎翁
支那派遣軍の降伏
中共の兵器接収交渉断わる
国府軍、降伏代表に好意示す
陳公博主席の亡命
飛行禁止の直前に日本へ
京都で転々と宿舎探し
召喚命令に自首を決意
死刑を覚悟、夫人残して帰国
従容と蘇州の地に散る
北支の日本人たち
両国の努力で治安維持
外蒙軍と戦闘の危機
米軍の調達命令(PD)
ピアノの悲劇
大理石の便所と暖房
追放と総司令部
寝耳に水の指令、閣僚大半該当
局員は黙秘、内交渉は拒否
まず特高がやり玉に
松本治一郎氏の追放
吉田外相、除外指令をける
総司令部、非該当を再確認
三たび資格問題起こる
松本氏“死刑の宣告”と憤激
鳩山追放と吉田登場
波紋起こした反共声明
社会党と連携ならず
着々と進む追放工作
組閣工作中に追放、鳩山氏暗然
米よりもソ連が強腰
吉田外相、後任総裁を引受けず
頼みの古島翁も動かず
吉田外相やっと後任受諾
受諾の三条件
大詰めまで大もめ
追放さらにひろがる
首相、市町村長追放に猛反対
政府の要求は全部却下
悲喜劇の“三親等”追放
林譲治氏叱られる
財界追放“平取締役”やっと助かる
危うく助かった“御曹司”
武徳会もやり玉に
石橋湛山氏の場合
財政方針に強い反感
厳しく『東洋経済』を追及
首相の思いやりも空し
狂犬にかまれたと思え
総司令部から“罪状書”
平野力三氏の追放
総司令部片山内閣動揺で硬化
総司令部再審査を命令
政府、強引に農相罷免
南方軍の終末
寺内元帥倒る
土産に捕虜の手紙
内地還送の苦心
農地改革
日本側が先手を打つ
閣僚と議会の反対
総司令部主導権をとる
占領政策への批判起こる
「ニューズ・ウィーク』まず挑戦
総司令部の反撃
橋本徹馬氏、米要人に直訴
東京裁判
『戦犯裁判』のくいちがい
日本弁護団に二つの流れ
外務被告と海軍被告の対立
連合国、天皇の出廷を中止
逮捕を免れた人たち
検事団の証拠集め
かえらぬ『東条遺書』
七戦犯の骨灰をかくす
付録、索引あり