砲弾を潜りて
- サブタイトル
- 編著者名
- 川田 功 著者
- 出版者
- 博文館
- 出版年月
- 1925年(大正14年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 302p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.67
- 請求記号
- 210.67/Ka92
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 初陣
「合戦準備」の号音
戦闘部署に就け!
一万八千!打方始め!
屍を踏み越えつゝ
2 閉塞隊
総員集合ツ!下甲板全部ツ
決死隊志願の投票箱
別れの酒を酌み交はして
爆沈用意ツ…機関部員上甲板ツ
一変した彼の性格
3 噫!軍神広瀬中佐
第二回旅順閉塞隊
閃光!爆音!噫!杉野兵曹長
英雄の最期
血書の志願
4強行偵察
黄金山砲台の討入
惨又惨!討入!斬死
第一回強行偵察
候補生の最期
5 黄海の苦戦
敵艦だ!敵艦だ
司令長官の感状
只一人の生残者
日露海戦史中の大苦戦
砲弾除けの護札
6 敵艦強襲
死か!成功か!
連夜の襲撃
魚雷不発!!!砲弾雨!!!
無惨な味方の一艇
曳索切断!敵の最後!
7 臨検拿捕
旅順遂に陥落!!無言の勇士
密輸船迫撃
大胆不敵獰猛な支那坊主
怪しき帆船を捕へて
怪しき二人の露人…平和の力
8 勇士の誇
懊悩の渚に立ちて
北海を荒す三双の露艦隊
信号誤読、死の覚悟
出航用意!四人の女連れ!
さらば故郷の母よ!無名の愛国者よ!
9 日本海々戦一
バルチツク艦隊
死すべき時機
敵の第二艦隊見ゆ!
皇国の興廃此の一戦
海上に漂ふ白髪の神父
忽然!敵の駆逐艦
10 日本海々戦二
戦は今や酣
右舷を往く一駆逐艦
霙のやうな銃弾砲弾
トタン板を小脇に抱へ
左の腕をやられたなツ
疼痛を堪へ忍んで
戦艦襲撃の作戦
11 日本海々戦三
秘密戦術
敵捕虜の告白
魚雷命中…左舷に一つ右舷に一つ
敵か味方か?暗中の
思ひきや強敵
銀蛇に輝く四個の魚雷
12 敵将投降
鮮血滲む文吉の腕
敵の信号X・G・E
俥賃の他に酒手を貰つた
夕暗深き欝陵島へ
駆逐艦の檣上に赤十字旗
敵将降伏風浪静まれる日本海
13 武士の情
不運なりし第二艦隊
敵艦津軽海峡を
戦端漸く開かる
火の出る様な激戦
残弾催に七弾
凱旋の曲、ウラーの声
14 祖国の面目
出征志願
青島防備の調査
掃海艦長として
大音響!爆沈!翼を断れた島
噫!高千穂!
言々句々これ感激
天皇陛下の御名により
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