図書ダイトアウ センショウキ000017227

大東亜戦捷記

サブタイトル1~10
大本営公表 第2輯
編著者名
神谷 睦夫 編者
出版者
川瀬書店
出版年月
1942年(昭和17年)11月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
342p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ka39
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次


(大本営陸軍報道部長陸軍大佐・谷萩那華雄)
本書の出版を賛して(山中峰太郎)

第1編 赫々たる綜合戦果
感謝感激の大戦果
無敵海軍開戦以来の戦果・艦艇二五〇を屠る
無敵陸軍開戦以来南方にて三五個師撃滅
敵潜艦九七隻を撃沈破す
撃沈破せる敵船舶三六六隻、一九四万トン
潜水艦の偉勲、敵船舶五一万余トン撃沈
枢軸海軍との協同作戦成る

第2編 アメリカ、カナダ方面
東太平洋の制海権を掌握せん
アリユシヤン列島を攻略、ミツドウエーを猛攻
キスカ・アツツ両島を占領
潜艦ヴアンクーヴアに初の鉄鎚
オレゴン州北部軍事施設砲撃
畏し感状上聞に達す・布哇攻撃海鷲の偉勲
アリユーシヤン方面・米甲巡に大損害を与え、二潜艦を撃沈

第3編 比島方面
コレヒドール猛連爆再開す
僅か八日にバタアン半島を攻略す
バタアン半島赫々の戦果俘虜四万に達す
セブ、パナイ、ミンダナオ諸島戡定
コレヒドール要塞に勇猛果敢な敵前上陸
コレヒドール島要塞一挙に蹂躙
相搏つ死闘、大和魂の勝利
遂に敵軍は降状す
畏し勅語を賜ふ・比島作戦を深く御嘉賞
比島の全星条旗墜つ
コレヒドール攻略の大戦果、俘虜一万二千
米砲艦ルソン号を唐津と命名
畏し感状上聞に達す・第一、第二空襲部隊の偉勲
田中静台中将親補さる

第4編 ビルマ、雲南方面、マレー、香港方面
至砂の作戦でビルマ忽ち席巻す
英蒋聯合軍の最大拠点マンダレー占領
防印基地アキヤブ飛行場占領
雲南省に進撃、竜陵、騰越を占領
敗敵を追ひ印度チツタゴン、インパール猛爆
畏し勅語を賜ふ・陸海軍の偉勲御嘉賞
陸鷲ビルマ方面の輝く綜合戦果
印緬国境カレワで二万の英主力撃滅
泰軍も進撃す
ビルマ全土の残敵掃蕩
敵屍約二万五千、鹵獲車輛八千二百
畏し感状上聞に達す・大平陸鷲挺身隊長
畏し感状上聞に達す・空の軍神加藤少将の抜群の武功
アキヤブに来襲せし敵機五を撃墜
日泰郵便、鉄道運賃両協定成る
怒江上流地区に蠢動の敵を撃滅
畏し感状上聞に達す・ビルマ陸鷲の偉勲
畏し感状上聞に達す・桜井、渡辺両兵団の武功
畏し感状上聞に達す・作間、原田、平井三部隊の武功
〔馬来、瓜哇方面〕
畏し感状上聞に達す・遠藤飛行部隊、柳本飛行部隊の武勲
畏し感状上聞に達す・馬来沖海戦の海鷲の殊勲
畏し感状上聞に達す・松井、牟田口両部隊の偉勲
畏し感状上聞に達す・大柿部隊、島田、野口両戦車部隊の偉勲
畏し感状上聞に達す・朝井、板家両小隊の抜群の功績
畏し感状上聞に達す・高橋中尉の燦たる勲功
畏し感状上聞に達す・横山、織田工兵部隊の偉勲
畏し感状上聞に達す・全軍の亀鑑福井軍曹、山本兵長
畏し感状上聞に達す・飯淵電信中隊、二田原飛行部隊とその武勲
畏し感状上聞に達す・功績抜群の山根、五反田両戦車隊
畏し感状上聞に達す・偵察飛行の佐々木中尉、パレンバン落下傘部隊奥本中尉等の勲功
畏し感状上聞に達す・堀田大尉、国井中尉の武勲
畏し感状上聞に達す・中西地上整備隊、栂谷内高層気象班の武功
〔香港方面〕
畏し感状上聞に達す・増島将校斥候、西山部隊、岩井工兵小隊の武功
畏し感状上聞に達す・岸、鈴川工兵部隊、高月飛行隊の偉功

第5編 旧蘭印方面
全旧蘭印に日章旗翻る
英米蘭濠の捕虜八万、ジヤワ島攻略の綜合戦果
スマトラ、ビリトン両島戡定成る
海軍部隊西部ニユーギニア北半、モルツカ諸島戡定
メンタウエイ諸島を帰蕩す
小スンダ列島の戡定成り濠洲への威圧加はる
畏し感状上聞に達す・久米落下傘部隊の偉功
畏し感状上聞に達す・海軍落下傘部隊の偉勲

第6編 英領南洋・濠洲方面
米英最後の牙城濠洲孤立化す
ポート・ダーウイン、モレスビー方面に三〇三機撃墜す
ビスマルク群島を戡定す
珊瑚海戦の大戦果
畏くも勅語を賜ふ・珊瑚海海戦の大捷を御嘉尚
ソロモン諸島を制圧
特殊潜航艇シドニー、ニユーキヤツスルを猛襲
増援の四三四機撃墜
タウンス・ビル初空襲
ヘツドランド港を初爆撃
アラフラ海を完圧
ソロモン海に米英濠新聯合鑑隊を撃破
小癪の米のマキン島奇襲
第二次ソロモン海戦
ニユーギニア島の概観
濠洲の概観
シドニー奇襲の忠烈四英霊凱旋
南太平洋海戦とソロモン方面の大戦果

第7編 印度・印度洋方面
印度洋に雄渾至妙の作戦
印度民衆を敵とせず・東条首相談
クリスマス島占領
敵機六〇機を血祭りに、甲巡二隻撃沈
ツリンコマリ強襲
印度洋作戦の綜合戦果
特殊潜航艇マダガスカルの要港奇襲
南阿要港封鎖
陸鷲インド東部を猛爆、四三機以上撃墜破

第8編 支那方面
支那事変五ケ年の大戦果
敵遺屍二三四万・陸海軍五年間の綜合戦果
陸軍最近一年間の赦々たる戦果
半蔵の海軍綜合戦果
陸軍大戦以来の綜合戦果
〔北支方面〕
三月中の綜合戦果
四月中の綜合戦果
五月中の綜合戦果
六月中の作戦状況
六月中の綜合戦果
7月中の作戦状況
七月中の綜合戦果
八月中の綜合戦果
九月中の戦況
洛陽を爆撃
冀東方面の敵機遁走
〔中支方面〕
武漢地区三月中の綜合戦果
衢州、麗水、玉山、吉安を連爆
武漢周辺四月中の戦況
淅東地区に新作戦
金華、玉環島を占領
江西の野に新作戦進賢に突入
衢州上饒を攻略
淅〓全線打通
五、六二ケ月の武漢周辺の戦況
温州に日章旗
淅〓作戦の戦果
武漢周辺七月中の綜合戦果
武漢地区四ケ年の大戦果
〔南支方面〕
敵第七戦区に怒涛の進撃
桂林、衡陽を連爆
海南島の綜合戦果

第9編 国土防衛
防空、防楪、国土防衛は完壁
敵飛行機我本土を窺ふ
実害殆んど皆無
航母三隻を基幹に十機内外が各地に分敬飛来
一機はソ領へ、三機は支那で破摧さる
東支那海で尊き犠牲○○丸
長崎丸触雷沈没、船長責任感より自殺す
敵潜水鑑四隻を近海に撃沈
国際諜報団検挙さる
暴露した外人スパイ四事件
本土空襲の米搭乗員を厳重処分
米潜艦盲射して英俘虜千数百名を溺死さす

第10編
大東亜建設
〔大東亜建設の基本要綱決定〕
大東亜審議会より答申す
政府より諮問事項提出さる
自主経済確立方策を答申
文教及人口政策を答申
農、林、水、畜産業並交通方策答申
経済建設方策を答申
〔大東亜省の設置〕
大東亜省設置要項
〔多数の行政官南方へ〕
陸海司政官大増員さる
南方文官優遇を決定
陸海軍特設部隊等臨時職員設置制改正
陸軍嘱託一氏、司政長官に六九氏任命
海軍司政長官に九氏任命
陸海司政長官十二名任命
陸軍九司政長官任命
〔南方占領地の概況〕
南方占領地の現況
南方建設は現地の独創に任せよ・鈴木企画院総裁報告
〔比律賓〕
比律賓の概況
通貨・金融機関は整備
郵便、交通機関復活
教育機関再開さる
農業振興方策成る
糖業の棉作転換方針
工鉱業も操業再開
比島人の傷病俘虜仮釈放
俘虜は原則的に釈放
二期軍政方針闡明
〔マレー〕
マレーの概況
一ケ月にして昭南軍港復旧
昭南の造船所も活動
通貨工作頗る順調
初等教育機関復旧す
鉱山戦前の状態復活近し
ゴム生産方針確定す
東亜解放新生マレー紀念日
〔スマトラ〕
スマトラの概況
軍政支部長決定
八州知事任命
パレンバン附近棉花栽培
〔ビルマ〕
ビルマの概況
南北シヤンの土侯忠誠を誓ふ
交通、通信復旧す
軍政施行と中央行政機関設立を布告す
行政機関の長官任命
日本軍への協力と民力充実を望む
ビルマ防衛軍誕生す
〔ジヤワ〕
ジヤワ島の概況
ジヤワ島施政の暫定方針
天長節の恩典の布告発せらる
政府機関、金融機関開く
各官庁再開、原住民官吏任命
原住民初等学校復旧
年号及日本の呼称を定む
銀行一斉に開業
鉄道、電信も復旧
精油所着々復旧
私有地は軍の帰属とす
規那、コーヒー、ゴム、茶の四主要農産物管理さる
糖業の復興成る
前土候の地位容認
地方行政機構改善さる
各州長官、市長任命
中等学校九月再開
ジヤワと改称
〔ボルネオ〕
ボルネオの概況
最高指揮官に前田中将親補さる
軍政の区劃決定と五州長官の任命
前田中将陣没!後任山脇中将
〔印度〕
印度の概況
クリツプスの懐柔工作失敗す
国民会議派反対声明
回教徒聯盟も拒絶す
クリツプス交渉内容を放送
バンコツクに独立聯盟総会
英国の政治勢力即時撤退要求
英弾圧をはじめ英印正面衡突
〔其の地の諸国〕
新秩序建設は急速に進展
国民政府旧法幣の法的通貨性剥奪
国府へ借款一億円供与
中国へ平沼、有田、永井三特派大使派遣
日泰為替換算率等価に改訂
日泰借款協定成立二億円供与
泰国府を承認
泰国より慶祝使節来朝
広田元首相答礼として泰に特派
日仏印経済交渉成立す