図書カソウ ジュンヨウカン モノガタリ000017218

仮装巡洋艦物語

サブタイトル1~10
編著者名
木村 真砂雄 著者
出版者
海運経済社出版部
出版年月
1940年(昭和15年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
260p
ISBN
NDC(分類)
397.3
請求記号
397.3/Ki39
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1章 消耗戦の性格と仮装梅洋艦
近代戦と消耗戦
軍需工業と平和産業
英国の補給路網
独逸の通商破壊艦戦
仮装巡洋艦の役割
航路集束点
北方哨戒艦隊
巡洋艦代用西京丸
露国義勇艦隊
「敵艦見ゆ!」の信濃丸
我が義勇艦隊
所謂優秀船の任務
第2章 海上ゲリラ戦と武装商船
北方通商路の封鎖
遠洋に於けるゲリラ戦
巡洋戦艦の急派
帝国軍艦伊吹への追慕
カイゼル・ウヰルヘルムの出動
中立侵犯
独逸軍艦は降伏せず
キヤツプ・トラフアルガル
洋上の武装
仮装巡洋艦の一騎打
カーマニアの苦戦
トラフアルガルの覆没
水線部の損害
第3章 クロンプリンス・ウヰルヘルム号
北大西洋の不安
西印度諸島
大捕物陣
クロンプリンス・ウヰルヘルム号
これ亦洋上の武装
南米東岸の猟場
覆面居士の横行
無免状出港
大名行列
諾威帆船を強沈
十手を構へる英艦隊
米国港湾への逃入
仮装巡洋艦と海事予備員
仮装巡洋艦の兵装
第4章 青島の仮装巡洋艦と英国漁船隊
プリンス・オイテル・フレデリツクとコルモランの脱出
コルモランの末路
智利沖の獲物
コロネル海戦後
無人島の占拠と陸戦隊揚陸
ケープホルンを廻る
剣の峰大西洋
石炭の欠乏
ニユーポート・ニユース逃入
北海に於ける新事態
巡洋艦三隻の串刺
見殺命令
大艦隊の不安
漁船の警固
鎮海湾の東郷艦隊
第5章 機雷戦と英独仮装敷設艦
訳の判らぬ機雷原
オーデーシアスの触雷
八島遭難当時の故智
仮装巡洋艦ベルリン号
愈々本格的機雷戦
検索船ラムセー号討たる
独逸仮装敷設艦メテオル号
白海を脅す
快速巡洋艦の総出
丁抹帆船の焼き打ち
メテオルの自沈
何方が捕虜だ
英海軍のスループ
英国側の反撃と大量機雷
フラワー級と屋島丸
第6章 仮装巡洋艦モエヴエの活躍
戦艦キング・エドワードの遭難
仮装巡洋艦モエヴエ南米東岸へ!
英国側の脱帽
再出動のモエヴエ
巡洋艦の不足
拿捕船を武装
馬を奪つて騎る
日本船ハドソン丸
英艦隊給炭船の紛失
プレート航路上の獲物
エデインバラキヤツスルを撤く
今度も亦無事帰国
第7章 百鬼夜行お化け船と囮船
レオパルドの出動
Renaの文字
芝居の大道具
ダンデーの沈没
贋レナ号の二代目
隠顕砲台
仮装巡洋艦アルカンタラの最後
仮装巡洋艦グラーフも沈没
囮船の出現
プリンスチヤールス号の成功
バラロング号の詭計
海賊の子の常套的虐殺
戦国武士的戦法
皮を斬らせて肉を断つ
囮船の返り討ち頻々
トツプスルスクーナー
U48号の復讐
第8章 世紀を逆行の武装帆船
英国士官の臨検
歯痛に悩む船長夫人
プープから落下した綱索
運命の船パス・オブ・バルマハ
諾威船に化ける
慰問袋にしては早過ぎる
英国側も呆れる
船長の機略
奇しき運命
兎と亀、帆走と汽走
ケープホルンを西航
壊血病、不慮の難破
小蒸気を奪ふ
英吉利側の捕物陣
第9章 常陸丸の仇ヴオルフ号
常陸丸の仇
仮装巡洋艦ヴオルフ号
喜望峰沖へ!
コロンボ附近の機雷原
臨時支店の開設
常陸丸の遭難
砲員の全滅
涙の降伏
喉から手の出るやうな貨物
護謨、錫、紅茶
富永船長の最後
輸送力単位と破壊力
利器は兇器である。
第10章 将来戦と吾商船隊員
米国の大海軍
黄金の洪水と亜米利加
高賃銀と失業群
西漸米国の指すところ
支那四億の民と亜米利加の黄金
眼の上の瘤、日本海軍
猶太の筋書と迷惑な日本
蘭印は浮き揚る
浦塩艦隊の回顧と虱共
戦闘に勝つて戦争に負けた独逸
大石良雄の故智とシユベー号の最後
海上国防第二線の重責