図書グンプク ノ セイジャ000017135

軍服の聖者

サブタイトル1~10
現代戦争文学全集 2
編著者名
津野田 是重 著者
出版者
香風閣
出版年月
1935年(昭和10年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
374p
ISBN
NDC(分類)
913
請求記号
913/Ts82
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

斜陽と鉄血
1 悲哀の斜陽
斜陽の前記
斜陽の光景
2 陣中の将軍
初期の行動(其一)
剣山の攻略
露軍の逆襲
初期の行動(其二)
前進陣地の奪取
鳳凰山・于天山の占領
初期の行動(其三)
聖慮大洋の如く広し
3 総攻撃の実施
第一回強襲の失敗
対壕作業の開始
敵の技葉を断つ
秋風警報を齎らす
第二回の本攻撃、正攻法の試練に帰す
将軍の苦衷
第三回の本攻撃、決死の奮闘
4 鉄血の惨状
人生の悲哀
至誠神明を動かす
5 鉄血の余光
露軍の運命日に窮す
四国師団東鶏冠山北堡塁を攻略す
金沢師団二竜山を屠る
東京師団松樹山を抜く
6 旅順の開城
軍使の来着、水師営の討議
先帝陛下勅語の伝達、要塞指揮権の受授
乃木大将とステツセル中将の会見
開城実施、ステツセル以下の旅順出発
入城式、招魂祭、北行
7 結論
戦後に於ける乃木、ステツセルの友情
凡眼に映じたる乃木将軍
軍服の聖者
1 北上篇
雪の進軍
司令部遼陽に着く
天祐なりし黒溝台の会戦
朔風肌を刺す
敵来襲の噂
紀元節
作戦の意見容られず
2 作戦篇
両軍の兵力とわが行動
誤れる攻撃点の選定
細心な将軍
第三軍司令部
3 大会戦前篇
猛火を浴びて前進
戦線に十里の空隙
大逆襲の前夜
4 大会戦中篇
三大厄日
大潰乱大敗走
空費した一日
危く敵の俘虜
勇敢な砲兵伍長
四十五歳の老兵団
5 大会戦後篇
曠野を敗走す
再び敵の大逆襲
敵の参謀中佐を捕ふ
乗馬の腹に寝な一夜
指顧の間に長蛇を逸す
6 批判篇
軽業のような作戦
決定的でない勝利
会戦の私案概要
緩漫な追撃戦
7 追撃前篇
秋山騎兵団の北上
詔勅下る
鉄嶺を占領す
露軍総司令官更迭
敵の出没頻々
8 追撃後篇
神武天皇祭
攻守顛倒す
再戦すべしと敵帥の豪語
カイゼルから勲章
下手な将棋さし
誤れる敵の作戦
宿営地変更
9 敵襲篇
敵兵南下の兆
暢気なわが軍当局
不隠な空気濃し
ミシチエンコ騎兵団大襲来
自責に悩む将軍
日本海大海戦
戦局に対する将軍の観察
10 駐軍篇
間謀の某国宣教師
追放に決す
奉天会戦
早くも媾和風
最後の一戦
11 民政篇
家豚の整理
路面の改造
飲食物の取締り
陣中の娯楽
二元帥六大将の会合
12 講和篇
媾和前後の陣中
媾和成立す
外国従軍武官の帰国
蒙古王になり度い
13 凱旋前篇
法庫門の招魂祭
将軍も泣く
凱旋準備に忙し
復命書の失策
奇しき縁の鎌倉丸
14 凱旋後篇
マルチエンコ中尉の手紙
船は静かに黄海へ
広島上陸
入京
結論