秘録陸軍裏面史 上巻
- サブタイトル
- 将軍荒木の七十年
- 編著者名
- 橘川 学 著者
- 出版者
- 大和書房
- 出版年月
- 1954年(昭和29年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 412p
- ISBN
- NDC(分類)
- 396.21
- 請求記号
- 396.21/Ki22
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序文(改進党総裁・重光葵)
序文(保安庁長官・木村篤太郎)
序文(元陸軍大将・真崎甚三郎)
第1部 愛国者への道
荒木を葬れと奇怪なビラ
貞夫少年と浅草人生
赤貧洗う中に人と成りの勉学
一円の月謝に夜明しで内職
火と燃える向学心
絶縁状を送つて陸士に入学
士官候補生の二年
授業中に放尿
近歩一と乃木将軍
軍刀とサーベルで師団長と激論
明治天皇と酒
第2部 日露戦役の前後
ヤリクリ中尉と貧乏少尉時代
区隊長荒木中尉は“ホタル”
陸大閉校と前代未聞の結婚
泣くに泣けない副官の命令
常陸丸撃沈の悲報
初陣の戦闘に鉛筆書きの感状
奇怪な退去命令
悲壮な玉砕命令
敵参謀長ペークターを討とる
ひぐらしと機関銃を間違えて大あわて
天狗ぞろいの陣中新聞
奉天大会戦
女の着物で大騒ぎ
春画と放火犯人
女装の兵隊と意外や!
殊勲の内幕とは
第3部 第一次欧州大戦と日本
陸大首席と新婚の珍談奇談
進出する娘子群と赤毛布振り
泥棒女中に度肚を抜かる
目のあたりに見る圧制政治
南露の旅とピータ大帝
スパイに追い廻さる
縁台で茶を呑む土人とカザック人
美人の部屋に飛び込む
国民皆兵の国スイスの珍談
偽金に悩んだイタリーの旅
英国の貴族学校とスエーデンの教育
血の通わぬ帝政政策と将軍乞食
客引に欺されて四等旅館へ
暴虐!露国憲兵に投獄さる
獄舎で発揮する大和魂
カブトを脱いだ検事
「荒木は気が狂つたぞ」
日韓合邦
楠瀬か“グズノセ”陸相か
風雲はらむ欧州に従軍命令
ガリシャ戦線に乗込む
赤い軍帽が大もて
輝くウラジミール勲章
苦心の報告も水泡に帰す
最後の守備線も崩る
皇帝退位の報:ケレンスキーの謀略
タンク十数台を只でくれる
露軍にも名将あり
ドイツの怖るべき思想戦と革命殺人
熱血の人黒木大尉
赤色革命の前夜
一塊のパンから暴動へ
対露援助の失策
封印列車でレーニンの登場
信義失墜の日本
情けない政府の独立援助
加藤提督と一騎討
デルヴエル逃げ出す
日の丸大隊の義勇兵
一世一代の大格闘
尼港の邦人虐殺事件
荒木大佐と軽業師
仇敵に情の就職あつせん
セメノフの金塊事件
第4章 派閥抗争と変貌する陸軍
熊本第二十三聯隊長
危うく売られそこなつた国宝銘品
ハート美人とこそ泥兵
軍人に職業軍人は無い!
利き過ぎた国士教育
遺憾なく発揮した荒木戦術
病魔も荒木流で克服
軍医をお伴に演習参加
栄光えの首途
列国の日本弾圧
敢然いどむ徹兵問題
軍縮の美名に隠れた米英の謀略
岐路に立つ日本の軍命
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