不滅の少飛魂

序文
殉空の霊に（終戦当時陸軍航空士官学校長・徳川好敏）
将来への示唆（終戦当時航空総軍司令官・河辺正三）
真実な記録（終戦当時第六航空軍司令官・菅原道大）
心底に想う（終戦当時第四飛行師団参謀長・猿渡篤孝）

第１部　（訓練）
陸軍少年飛行兵（元第四期陸軍少年飛行兵・児玉敏光）
東京陸軍航空学校の教育（元第六期陸軍少年飛行兵・穴吹智）
後輩の教育（元第一期陸軍少年飛行兵・渡辺高）
「軍人学生」で過した少年飛行兵（元第四期陸軍少年飛行兵・津田実）
基本操縦訓練の回顧（元第十期陸軍少年飛行兵・山中安和）
回想に生きる（元第四期陸軍少年飛行兵・児玉敏光）

第２部　（北支事変とノモンハン戦）
初陣の爆撃行と北満遭難記（元第一期陸軍少年飛行兵・小林末二郎）
ノモンハンの航空決戦（元第四期陸軍少年飛行兵・児玉敏光）
わが初陣のノモンハン（元第四期陸軍少年飛行兵・吉良勝秋）

第３部　（太平洋戦争）
山下兵団の危機を救った佐藤機（元第四期陸軍少年飛行兵・衛藤末歳）
パレンバン空挺作戦における司偵の行動（元第五期陸軍少年飛行兵・小林武久）
英空軍に挑む「隼」の闘魂（元第三期陸軍少年飛行兵・小野崎煕）
ビルマ戦線、或る不時着と或る自爆（元第一期陸軍少年飛行兵・川田一）
悲運の中期航空作戦（元第四期陸軍少年飛行兵・坂本鶴男）
飛行第十一戦隊奮戦記（元第七期陸軍少年飛行兵・伊藤照義）
不時着と生還の記録（元第十一期陸軍少年飛行兵・高木貢）
マニラにて―十八歳の日記（元第十期陸軍少年飛行兵・白根雄三）
北九州上空の邀撃戦（元第一期陸軍少年飛行兵・樫出勇）
「ノコギリ伍長」上口君（当時毎日新聞バンコック支局長・黒田竜馬）
「ラバウル」雄飛嶺工場（元第十期陸軍少年飛行兵・白根雄三）
インド洋上、死の爆撃行（元飛行第六十四戦隊付・黒江保彦）
南海の軍偵（元第八期陸軍少年飛行兵・大石晶之）
敵十機と単機戦う（元第四期陸軍少年飛行兵・吉良秋勝）
リンガエン湾、戦闘記（元第六期陸軍少年飛行兵・小長野昭教）
ガ島撤退作戦の蔭に（元第四期陸軍少年飛行兵・衛藤末歳）
鵬翼の蔭に涙あり（元第十期陸軍少年飛行兵・木村了三）
「ルソン島」脱出行（元第十二期陸軍少年飛行兵・岩本義夫）

第４部（特攻）
特攻「誠」隊、挫折の記（元第十五期陸軍少年飛行兵・宇野禄）
神鷲と呼ばれて三カ月（元第十六期陸軍少年飛行兵・青木中）
生と死との間で（元第十四期陸軍少年飛行兵・椿恵之）
後につづく者として（元第十期陸軍少年飛行兵・田端重次郎）
「特攻隊」の編成と私（元第十二期陸軍少年飛行兵・吉田茂光）
特攻隊員の母から（特攻振武隊隊員故中秀夫氏母堂・中かね）
「七生昭道特別攻撃隊」（大村伍長の遺書）

第５部　（後記）
少年飛行兵を想う（元第九飛行師団兼第二十五軍参謀・黒川信夫）
少年飛行兵にささぐ（朝日新聞記者・入江徳郎）
戦記に寄せて（航空総隊司令部防衛部長・黒江保彦）
同期生を想う（元第四期陸軍少年飛行兵・杉原秀夫）

解説、附録、年代表

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