ラバウル海軍航空隊
- サブタイトル
- 日本海軍海上航空戦史
- 編著者名
- 奥宮 正武 著者
- 出版者
- 朝日ソノラマ
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 382p
- ISBN
- NDC(分類)
- 397.8
- 請求記号
- 397.8/O55
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 緒戦大勝の余勢をかって(自昭和十七年二月至昭和十七年七月)
開戦時にはなかった南進計画
動き始めた米濠遮断作戦構想
浮かび上がったラバウル
容易だった占領
“ラバウル航空隊”の誕生
先陣は水上機と九六戦
九六陸攻隊進出直後の試練
主攻撃目標はポートモレスビー
連続的な航空戦始まる
第二十五航空戦隊編成さる
相撃ちに終わった珊瑚海海戦
次期作戦方針の変更
ラエの基地
第2部 ガダルカナル島の攻防戦(自昭和十七年八月至昭和十八年二月)
不用意だった航空基地推進計画
測りかねた聯合国軍の意図
伸び過ぎた作戦線
島嶼作戦の準備を怠ったわが陸海軍
聯合国軍ガダルカナル島に来襲
強いられた捨て身の海空戦
混乱した海軍部隊の指揮・陸軍部隊との連繋
不当な犠牲を払った陸上機隊
特筆すべき水上機部隊の活躍
出渋る陸軍機
目覚ましい米陸軍機の活躍
天皇も示唆された陸軍機の使用
遂に空母機を陸上基地に派遣
不成功に終わった増援作戦
予期に反した最初の総攻撃
「カ」号作戦再興さる
聯合艦隊は戦力の大部分を投入したが効果あがらず
陸軍部隊の輸送行き詰まる
零戦の活躍を妨げたムンダ基地
涙をのんで「ガ」島作戦を断念
遅かった陸軍機の進出
問題を残したレンネル島沖海戦
幸運だった撤退作戦
第3部 ニューギニアでも苦戦(自昭和十七年八月至昭和十八年二月)
続行されたポートモレスビー攻略作戦
陸海両方面からの進撃始まる
早くもラビとココダで行き詰まる
陸軍機も作戦に参加
力押しする聯合国軍
進撃の拠点ブナを失う
ウエワク飛行基地の開設
企図された八一号作戦
第4部 二つの悲劇(自昭和十八年三月至昭和十八年四月)
時をかせぐ聯合艦隊
底の見えはじめたわが国力
引き続いて重要視された南東方面作戦
ダンピール海峡の南方に沈んだ輸送船団
魔の三月三日
窮地に追い込まれた海軍航空部隊
山本聯合艦隊司令長官の遭難
海軍航空部隊の総力をあげた「い」号作戦
長官の行動を察知した米軍
米軍機の要撃を予期しなかったわが海軍航空部隊
第5部 ソロモン群島中部での攻防戦(自昭和十八年五月至昭和十八年十月)
古賀大将“勝算は三分”と言明
再進撃を始めた聯合国軍
ガダルカナルの米軍との航空戦の応酬
ムンダ方面における激戦
わが海上部隊の被害も甚大
遂にコロンバンガラ島からも撤退
敵機の応接に暇のない海軍航空部隊
夜を日につぐ攻防戦
士気振作のまずい日本軍
ブイン基地での生活
後退を続けたニューギニアの戦線
重要な後方基地の役割
内地
トラック
マーシャル群島
シンガポール
第6部 ラバウルでの死闘(自昭和十八年十一月至昭和十九年二月)
大差のついた彼我の航空戦力
四たび第一航空戦隊を注ぎ込む
最後の諸け「ろ」号作戦
空騒ぎに終わった「ボーゲンビル」島沖航空戦
しんがりを勤めた第二航空戦隊
肌で感じた異様な雰囲気
マラリアにかかった海軍機(?)
国民の知らぬ間の幕引き
ラバウルの現地人たち
ニューギニア方面も最悪の事態となる
その後も活躍を続けた残された人々
付録あり
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