東京裁判をさばく 上巻
- サブタイトル
- 編著者名
- 滝川 政次郎 著者
- 出版者
- 東和社
- 出版年月
- 1952年(昭和27年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 261p
- ISBN
- NDC(分類)
- 329
- 請求記号
- 329/Ta71/1
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 東京裁判劇総まくり
舞台と脚本
運命の地市ケ谷
舞台と奈落鎚日本人使用すべからず
片耳の裁判官鎚判決を懐にした裁判官
神聖ならざるアンパイアー
劇場の看板に偽りあり
開幕
先づ脚本を!
脚本の主題は「報復」
脚本の色調は「人種的偏見」
番附け
登場俳優
花形役者
演出の妙と配役の妙鎚ウエッブ裁判長とキーナン首席検事
東条キーナンの一騎打
検事コミンズ・カー、タヴェナー、ゴルンスキー鎚劇中冷戦はじまる
被告重光葵をめぐつて鎚キーナン検事の悔悟
管轄権の論争と裁判長の忌避鎚東京裁判劇の正念場
清瀬博士の冒頭陳述
ブレークニー弁護人の凄味とローガン弁護人の諧謔味鎚圧殺された原子爆弾論議
少数意見の朗読要求
鵜沢弁論鎚“西洋は世界の尺度”か
硬骨漢スミス弁護人
ほんたうのことを云つたカニンガム弁護人
証人の大物溥儀皇帝
東京裁判のモンスター鎚証人業 田中隆吉
証人石原莞爾と影佐禎昭
解説
東京裁判劇観賞の手引き鎚当事者訴訟主義と公開主義
米人弁護人の任命
アメリカ弁護士気質
日本人弁護団の弁護方針鎚国家弁護か個人弁護か
足並揃はぬ日本人弁護団
外務被告と軍部被告の対立鎚東郷と島田の泥試合
東京裁判における著者の役割
起訴状提出さる
不戦条約締結以前の侵略は起訴せず
アレーンメント
「冒頭陳述」
「法廷に顕著なる事実」
「証拠調べ」
「宣誓口供書」
「反対尋問」の権利無視せらる鎚伝聞証拠の暴威
「直接尋問」と「反対尋問」
伝聞証拠と直接証拠鎚検察側の証拠を覆へす生きた証人若松誠
キーナン検事の密書
木戸日記と原田日記鎚昭和の『玉葉』・『太平記』
ディス・ミスとリパッタル
最終弁論と検察側回答
第2部 劇後劇・劇外劇早めくり
判決よりアメリカ最高裁判所の訴願却下まで
絞首刑の執行
A級戦犯容疑者の逮捕と自殺
東京裁判の余燼
平和条約第十一条
第3部 東京裁判劇の奥にひそむもの
平穏に興行された東京裁判劇鎚断罪の瞬間と七戦犯の最後
ポツダム宣言受諾と国体護持
大森拘禁所における東条閣僚の申合と日本人弁護人の合議
天皇はどうして戦犯を免れたか
聯合国の天皇戦犯者論鎚中ソ二国の執拗なる追求
ウエッブ裁判長はなぜ一時帰国したか
口絵写真あり
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