図書シンペイ ニ アラズ000016881

神兵に非らず

サブタイトル1~10
編著者名
大西 一雄 著者
出版者
駿台書院
出版年月
1950年(昭和25年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
190p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/O66
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

(1) 「ソ」兵上陸
終戦前後
東京へ帰る
天寧飛行場の露店
一万人の私物品
恨みの乗船
野口憲兵伍長と吉川師団長

(2) 豊浜仮病舎に病んで
単冠山に雪を見る
瀬石俘虜労働大隊
国民の軍隊赤軍
I軍曹に助けられて
最初の正月を迎えて
将校を吊上げる
春遠からじ
春の出来事二ツ
再び「東京へ帰る」
働かざる者喰うべからずか?

(3) 国境線北緯五十度へ
戦場半田沢山河在り
国境のヒネリ籤
助けられたフレツプの実
意地悪の「レモン水」
敗戦一年を迎える
樺太の都豊原へ
千ヱーホフの住んだ町
十二月の天幕生活
気屯の架橋作業
極寒の貸車輸送
作業基準量で喰う飯
聯隊砲のH兵長
いよいよ待望の真岡へ?

(4) 人も通はぬ熊笹峠に
新中隊長シリユーチン
涙に迎える三度目の冬
三角兵舎の生活と政治
冬山に挑む
疎開話も消えて
地獄絵さながらの夜間作業
天恵スターリン給与
天に沖す劫火
樵夫から沖仲仕に
あゝ待望の日来る