図書カイセン ノ ゲンイン000016674

開戦の原因

サブタイトル1~10
証言記録太平洋戦争 第二次大戦ブックス 特別版
編著者名
サンケイ新聞社 編著
出版者
サンケイ新聞社出版局
出版年月
1975年(昭和50年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
254p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Sa65
保管場所
閉架一般
内容注記
米国防総省・国立公文書館の極秘文書による  背・表紙の書名:開戦の原因 太平洋戦争年表
和書
目次

第1章 開戦決定の経緯
日中交渉、防共協定(広田弘毅)
三国同盟と日本軍部の動向(平沼騏一郎)
日中戦争、日米交渉(豊田貞次郎)
第2章 戦争計画
戦争回避は可能だった(豊田副武)
主として海軍の戦争であった(米内光政)
見通しつかぬ長期戦に突入(野村吉三郎)
日本の戦争計画(及川古志郎)
第3章 戦争の見通し
太平洋戦争開始時機の決定について(服部卓四郎、富岡定俊)
日本海軍全般作戦およびハワイ作戦の計画決定の経緯(富岡定俊)
海軍部内に対する真珠湾攻撃企図の秘匿処置(富岡定俊)
フィリピン攻略の理由について(富岡定俊)
対南方海軍作戦計画(富岡定俊)
長期戦になれば負ける(鈴木貫太郎)
資材確保の見通しの不一致(豊田副武)
太平洋戦争の見通しおよび基本的戦略について(服部卓四郎、富岡定俊)
連合軍の戦略に関する開戦前の判断(杉田一次、服部卓四郎、富岡定俊)
日米海軍兵力比較ならびに推移判断(吉田英三、富岡定俊)
日本開戦前における船舶問題(岡田菊三郎)
日本の石油所要量に関する開戦前の考察(岡田菊三郎)
開戦前における日本の人造石油問題(岡田菊三郎)
第4章 戦争指導
大本営、最高戦争指導会議、重臣(米内光政)
陸海軍の関係、大本営の失策(野村吉三郎)
政治に控え目だった海軍(永野修身)
全海軍の期待にそむいた島田海相(野村吉三郎)
困難だった海相の立場(豊田副武)
外郭圏の拡大と石油問題(永野修身)
楽観的過ぎた当事者(野村吉三郎)
現代戦の性格認識を誤る(豊田副武)
第5章 海洋戦と大陸戦
日本陸軍の満州、中国、太平洋における行動(梅津美治郎)
対中国作戦と本土防衛(畑俊六)
米国を見くびっていた陸軍(野村吉三郎)
大陸戦の継続は決定的に不利だった(福留繁)
太平洋戦は海軍の責任だった(河辺虎四郎)
第6章 戦局と敗因
成算のなかった戦いに突入(米内光政)
ミッドウェー海戦と燃料問題(豊田副武)
アメリカの反撃態勢確立で逆転(野村吉三郎)
成算を度外視して南方作戦実施(福留繁)
マリアナ失陥で防禦線崩れる(河辺虎四郎)
経済戦略の誤算(野村吉三郎)
米軍反攻の主軸線(永野修身)
最大の脅威は米海空軍(豊田副武)
米海軍修理施設の価値(野村吉三郎)
兵力維持増強力の差(永野修身)
科学力、機械力で敗北(高田利種)
生産力の低下(豊田副武)
能力を超える長大な海上補給線(ポール・H・ヴェネカー)
航空力で敗れた(大前敏一)
必然的だった陸海軍の対立(米内光政)
解説・年表あり