図書センキ メイチョシュウ000016589

戦記名著集 3

サブタイトル1~10
熱血秘史 忠烈美譚戦場秘話 鉄蹄夜話
編著者名
/赤堀 又次郎 著者/由上 治三郎 著者
出版者
戦記名著刊行会
出版年月
1929年(昭和4年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
550p
ISBN
NDC(分類)
391.2
請求記号
391.2/Se68/3
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

忠烈美譚戦場秘話(元陸軍教授・赤堀又次郎)
血染の御服
貴き模範
荒莚の御座
艦橋の英姿
東郷大将
友誼同胞の如し
山中に挌闘す
骨を砕きて弾薬とせよ
名将たるべき器
健児団の苦戦
敵将を生擒す
髣髴として梅田雲浜
愛の権化
驚愕すべき任務の遂行
断腸月下の笛
一等卒敵将と雨中に戦ふ
異様なる狂者乎
一将校敵の勇を称す
包囲軍の花役者
高崎聯隊の代表者
無常迅速
散兵壕の花火見物
活きたる哀詩
珍奇なる訣別
手応へ薄し
夢鉄放士
群童花束を捧ぐ
醜草刈り
矮小士官
活きたる二十四孝
玉突大尉
精神的武人の好鑑
軍人を慕ふ子供心
短躯捧呈
日本男子の特色
軍神の露文随筆
一隊の安危を双肩に担ふ
剣尖相摩の戦
激戦中の日記
権五郎少尉
従卒の殉難
最後の一人斃るゝまで
日本武士の典型
非戦闘員の勇戦
敵を歎賞す
樺太の華
陣中の遺言状
貴公子の双美
禅味ある一将校
笑つて敵の銃刑を受く
病を冒して出発す
一字一涙
行先は別格官幣社
路上に拾へる終生の知己
砲弾の下に自若たり
一刀十三人を斬る
馬丁たりとも軍国男子
明治の佐々木高綱
戦場にありとは申されず
杖に縋りて指揮を執る
壮絶無比なる抜刀隊長
千秋の恨事
今実盛
狼穽に入りて鉄条網を切る
活きたる孝子伝
詩人少尉
手を以て脱腸を抑ふ
敵我の宏量を学ぶ
無き腕痛し
割腹の手本
激戦中の立食
赤誠の襯衣
全村の出征者悉く死傷
軍旗を三分して護る
誠忠なる二水兵
臨終の追分節
沈没艦に対する敬礼
英材空しく災禍に斃る
毛髪立つの思ひあり
瀕死の従卒中尉を索ぬ
決死隊の二勇士
血書の志願
虎児を得んとして虎穴に入る
奇なる勇将
人力以上
剣客少尉
壮烈無比なる四勇兵
戦地の露となるばかり
不磨の好訓
除外例なる砲兵大佐
勇士軍神の墓前に泣く
唯軍旗あるのみ
講堂の油絵
題目の襟巻
陛下の万歳を唱へて瞑目す
首途の一曲
憤死せる須知中佐
勇士の愛
四聯隊を背負つて立つ
艦上の棒振り
沈勇なる大尉
戦死の祝ひ
南売冥利の負傷
名誉の聯隊旗手
唯輜重輸卒一人のみ
悲壮なる白襷隊
必ず高地を占領せよ
尊敬すべき鍛冶工
涙脆き中尉
這夫にして這妻あり
負けじ魂
坐食の徒何の顔容かある
城下の誓を為さん
万緑叢中紅一点
落第の秀才
天成の軍人
万感迫りて万歳を得言はず
勇猛なる年少士官
三度目に斃る
今弁慶
万死を冒して任務を遂ぐ
聖恩を感泣す
戦死を聞いて兄の改心
月下の別杯
同胞に面目無し
類なき幸運
陣歿せる従軍記者
時宗の墓側に葬れ
孤身三十の敵と戦ふ
情誼厚き特務曹長
銃口火を発し弾丸尽きんとす
胸中自ら風月あり
強勇無双
遺憾の極哀悼の極
欝憤積日、時到る
右腕を失ふも猶屈せず
飄逸なる一中尉
感状を受くる事三回
今の少将昔は巡査
一家の惨話
武門の四人兄弟
遼東還附の日を知れりや
僅に面目を回復致候
戦地の御伽噺
磊落と細心
万死を冒して伝令
第二の軍神
手向の大津絵節
凄風粛々鬼気寒し
酒々落々たる好丈夫
腹背に敵火を受く
木村長門の故智に倣ふ
敢へて功を誇らず
一騎兵の露艦捕獲
香気ある桜花
皇軍勝利の瑞祥
眼中敵艦無し
凄惨たる活画
閉塞隊の一勇士
生還を期せず
風流大尉
白骨に金鵄勲章
自殺の方法を教ふ
父の敵
戦況を地下にて
生死の摂理
脱靴せざる事二十余日
お忘れ物返却申す
稀有の航海家
念頭自己無し
二勇士

鉄蹄夜話(陸軍中佐・由上治三郎)

1 動員下令
風雲転に急
天皇陛下の大御心
動員令下る
戸山の健児
動員業務
二重橋前の整列
感慨無量

2 海軍の捷報、宣戦の詔勅
号外号外
夜襲の好機
フランシスマカラー氏甲上の観戦記
第十二師団仁川上陸

3 広島に先発、辞京、広島の滞在
お別れに廻はる
諸兵続々広島に到着す
母国の土を離れて船に乗る

4 乗船、航海、上陸
宇品解纜
船暈の話し
上陸地点何処なりや
参謀本部の準備
朝鮮人の服装

5 定州の捜索、清川江の偵察
斯かる所にも人は住む
如何にして偵察すべきか
漸く一案出づ
騎兵斥候の任務
敵情漸次明瞭となる

6 定州の戦闘
初めて敵弾の洗礼を受く
無事定州城に入る
着のみ着の侭道路上の露営
味方の斥候敵に包囲さる
死傷者続出す
初めてミスチエンコと戦ふ

7 義州に前進
偵察斥候頻々として出づ
夜の警戒

8 鴨緑江の戦闘
五月一日は単純なる日にあらず
初めての捕虜
重宝なる地図を獲得す
敵の機関銃に射たる

9 湯山城の襲撃
湯山城の高地にて敵を見る
乗馬戦に決す
各個の斬り合ひ
成沢軍曹遂に死す

10 鳳凰城に前進
優詔を賜はる
先頭第一の降参人来る
四対百の奮戦
南山の戦報来る

11 岫巌の占領、分水嶺の戦闘
撃ちつ撃たれつ
炎熱の苦しみ

12 黄家甸方向之捜索、第一軍と連絡
敵の大騎兵団来る
コサック教育の根本主義

13 様子嶺の戦闘
ケルレルの作戦
総攻撃愈々始まる

14 遼陽の大会戦
クロパトキン総司令官の作戦案
戦場暗夜の混雑
決戦時機に於ける黒木軍の情況

15 沙河の会戦、予の入院
クロパトキンの大言壮語
第一軍の戦況
内地より新聞来り戦況明らかに分る

16 沙河の対陣(冬営)
彼我兵力の補充を待つ
第三軍の戦況に泣く
戦地の正月元日
ミスチエンコ愈々南下す

17 奉天の大会戦
各軍の位地
敵の逆襲
お別れの挨拶
日本騎兵の活動
山奥にて一夜
捕虜の婦人
追撃の終結