図書イケル シカバネ000016464

生ける屍 3

サブタイトル1~10
ソ連獄窓11年の記録
編著者名
前野 茂 著者
出版者
春秋社
出版年月
1961年(昭和36年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
221p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ma27/3
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第5部 シベリヤ東行
ゴリキーまで
獄外に待つ槍ぶすま
女監房の騒動
ゴリキーの駅逓監獄
巨大なペレシルカ
市場のような獄内―入浴場でのハジャイカの話
本監獄
キーロフのペレシルカ
再び女囚監に隣りして
女囚と男囚のもめごと
日本人先発隊との合流
悪い設備と好い給与、親切な女医
スウェルドロフスク
イワノボ将官ラーゲル組との合流
散歩場に聞く女囚の歌
ノボシビリスク
続々合流する日本人囚人
ラトビヤ人大学生の物語
一路ハバロフスクへ
イルクーツクまでの護送指揮官と掃除婦
冷酷無慈悲な護送兵
車窓雑感
羨望に絶えない領土の広さと豊かさ
車窓に見る重工業の発達
最新式の大農機具雑草に蔽われた麦畑
逞しいソ連女性
暗い夜のオムスク
国内災厄を報道しない新聞
流刑と強制移住
第6部 ハバロフスクの戦犯収容所
第一分所
悲しい旧友とのめぐりあい
ラーゲルの初印象
戦犯ラーゲルの本質
ラーゲルの一日
ラーゲル作業
医師の診断に政治的干渉
ラーゲル医師の能力と病人の立場
シベリヤデモクラ運動とラーゲルスパイ
崩れゆくダモイ態勢
帰還態勢を証明する幾多の事実
帰還態勢崩壊のきざし
革命記念日と正月の祝い
混沌としてきた帰還の見透し
春近うして
迷惑至極な病弱者室の新設
アクチロフカの裁判と第三次帰還者の出発
小包と家郷のたより
春から初秋
事件相次ぐラーゲル
病弱者室の変更と第四次帰還者出発
訪ソ議員団の来訪
その前夜
その朝
感激のるつぼ
後日物語
第三分所
老病弱者の移転
第三分所の構造
痛快な抑留者気質
たよりない医療施設
鄙びた味と雄大な眺望
朝鮮人の送還
マガダン地区から来た若者たち
マガダン組の興味ある話のあれこれ
殺人事件の発生
物凄い物資蒐集旋風
犬の受難
中国人の送還
日本帰還を希望する蒙古人青年
中国人の帰還
大ストライキ
その動機と目的
突入
秘かに行なう親友の追悼式
新任軍医中佐の含みある態度
ボチコフ方式によるストライキ抑圧
はなばなしい成果
第7部 プロシチャイ
女護ヶ島―中央病院
入院命令
ストライキ責任者を欺いて監獄へ護送
女性の支配する世界
女囚と囚人の性処理
忘れ得ぬ盆踊りの夕べ
玩具のない子どもたち
医師委員会の審査とアクチロフカの裁判
人事を尽くして天命を待つ
釈放判決
ダモイへの道
第四分所
ナホトカ港へ
プロシチャイ
さし絵あり