海気と人語

１　海洋の研究
海洋学の権威
海洋の深底
海水の水質及び濃度
海水の色
海上の燐光
海水の運動
潮汐、波浪及び海嘯
２　コロンプスの第一次航海
北米発見の動機
大西洋の横断
陸地の発見
コロンブス乗船の難破
コロンブスの帰航
コロンブスの凱旋
３　捕鯨船上の一日
大獲物の探求
猟艇の出発
巨鯨の捕獲並に勇壮なる血戦
鯨肉の截断
捕鯨業の漁利
４　潜水業の冒険
潜水業の沿革
水中の格闘
潜水の危害
５　海上の濃霧
濃霧に対する船舶の処置
霧中に於ける信号器
霧中の警戒航行
濃霧中の奇禍
６　海底電線沈設の秘訣
海底電線の送信力
海底電線の資質
海底電線の沈設作業及び修理
送信力の試験
海底電線の効力
７　出帆旗の上下
万国船舶信号Ｐ旗の用法
商船の荷役並に航海準備
出港前に於ける船員の繁務
海上の苦役
８　海上気象の観測
簡便なる気象観測法
天空の模様
雲煙の形態及び色彩
風向気温気圧等の観測
潮汐と風波との関係
９　マゼランの大航海
古今独歩の快挙
マゼランの壮年時代
西班牙王の命を奉じ征途に上る
部下将校の叛逆
マゼラン海峡の発見
太平洋の横断
マツタン島の征伐並にマゼランの戦死
艦隊の帰航
１０　極地に於ける氷海の探険
エスキモー人の生活
氷海の跋渉
大風波の急襲
糧食欠乏
１１　ケプテーン、クークの遠航
幼時の航海及び英海軍に於ける閲歴
布哇の発見
クークの人格
蕃民の襲撃並にクークの横死
１２　ロード、ネルソンの偉勲
英海軍に於ける閲歴及び英仏戦争に於ける武功
トラフハルガーの海戦
ネルソンの負傷
ネルソンの臨終
１３　弩級戦艦の価値並に列強海軍力の比較
弩級戦艦の武力
艦型の対比
世界列国海軍の大勢
１４　海軍軍器の進歩
戦艦と装甲
大砲
水雷
駆逐艦及び水雷艇
潜水艇
機関
無線電信
１５　航海術の起源
太古時代の航法
アーゴナウトの航海
希臘羅馬人及び北欧人の航海
１６　我が上代の航海
皇祖皇宗の偉業
我が国民性の剛勇
１７　徳川光圀と快風丸
水戸義公の遠略
公の造船事業
快風丸の北航
１８　伊達政宗と支倉常長
海上経営の雄図
支倉常長の欧洲航海
１９　船舶の歴史
船舶構造上の種別
西洋形船舶発達史
２０　貿易と国力
貿易業の盛衰
世界の海運業
世界の造船業