図書目録シバクサ ワ フマレテモ資料番号:000016231

芝草はふまれても

サブタイトル
巣鴨戦犯の記録
編著者名
児玉 誉士夫 著者
出版者
新夕刊新聞社
出版年月
1956年(昭和31年)1月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
182p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ko18
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序(尾崎士郎)
序に代えて(児玉誉士夫)
前篇
ああ運命の門より
花開く窓、運動場
子に通う親心
可憐にもはかなき花々
掃除夫は望むところ
慣れる恐ろしさ
ほほえましき善意
楽しきかな、新入
喫食と風格
房外また自由あり?
微苦笑もの―肛門検査
同じ運命の線上で
雑居房の個性
A級の石割り作業
切々、再審にすがる(面会)
スワ、非常ベル
ヘイ、東条ビジター
飛ぶ戦闘機に偲う
黙々つづく死刑囚入浴の列
遂に、日本独立の日来る!
慰問舞踊に熱狂の感激
幻滅の折目―衣換え
ビンタ三つで重労働三十年
祈る
「日本管理」の感激は夢
笑えない喜劇―狂う
これはしたり、無礼者
威嚇、一方裁判、不法処刑
好意の灸が火あぶり
撫然たり、A級死刑囚
後篇
運命の門をくぐる
天運のコーヒー
何もかも馬鹿な夢さ
鉄窓に見るアジアの月
巣鴨塾
起訴状のデマ
女の子が産まれた
宮様とすいとん
このおやじ大ぶん煙草をご持参だわい
草笛で“就寝ラッパ”
トンカツとビール
東条氏全責任を買つて出る
便所から顔を出して『モシモシ』
偉大なる己惚れ
心臓病の専門家を呼んでくれ
宮様も人間だよ
ときどき女房の夢をみる
獄中の君が代と起訴状の発表
天皇と新喜楽で飯を食うという大川氏
今日この頃は黒パンばかり
お父さんの匂ひがする
生葱の誘惑
日本人は不思議な人種だ
お猿の尻笑い
さつぱりと死ね
「馬の腹巻」に吃驚する番兵
俺たちは鉄条網の中を何万回歩くんだ
紫蘇の香に母を想う
河岸の鮪のようにのびる
ふきまくる“巣鴨旋風”
C級戦犯平手大尉の場合
こおろぎには羽があつた
生命の綱にすがりつく
石原氏、蟻を語る
釈放された者があるらしいぞ
富士山頂から見下しているつもりで
都秋にして、南瓜みのる
死ぬことは考へざることと覚えたり
雀の餌を失敬するチユウ公
ゲーリングの奴いらんことをする
内閣が二つぐらいできる
巣鴨でも囲碁は盛んである
石炭殻をつき破つて咲く水仙
獄中のお花見
この顔ぶれではなかなか出しませんよ
畠を作つて自給自足
お大名はお行儀がよろしい
市ヶ谷組にも囚服を着せろ
不起訴組のゴーホームはじまる
重臣とは人を喰つた人種
最後まで武人らしかつた人
一ぷくの煙草にえがく無の字かな

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