図書目録ロクワリ カイグン タタカイ エルカ資料番号:000015955

六割海軍戦い得るか

サブタイトル
編著者名
池崎 忠孝 著者
出版者
先進社
出版年月
1931年(昭和6年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
320p
ISBN
NDC(分類)
397.21
請求記号
397.21/I35
保管場所
閉架一般
内容注記
折り込図2枚
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 ワシントンの勝利
バイウォーターの予言
重要諸島の築城
防禦工事の速成
加藤代表機先を制す
英国海軍の牒報機関
ジョンソン・デヴィスの誇張
××××の航空基地
日本海軍の先見
×××の戦略的価値
××××の地理
『条約締結当時の状態』
ヤンキーの愚痴
軍備の本質
シムス提督の不平
加藤提督の偉功
第2章ロンドンの敗北
一九三〇年四月二十二日
ロンドン会議の終幕
若槻全権の祝辞
外交の偽善性
『米国を強からしめるための努力』
ワシントンに於ける加藤全権
ロンドン会議における日本の主張
米国海軍の現有勢力
若槻全権の有利なる立場
ロンドン会議の成果
私の会議に対する考へ
譲歩にも程度あり
公平な見解
米国の立場
スチムソンの声明
『米国の脱帽』
日本全権の弱腰
会議の決裂した場合
建艦競争
英米両国の保障協定
英米の肚の裏
失敗を伝へる歴史的記念物
第3章 『厄介者の名将』
正論の忌避される時代
印刷文化の威力
『厄介者の名将』
東郷元帥の心事
加藤大将の立場
輿論のオストラシズム
ヒンデンブルグの場合
大海軍論者とは何ぞ
ケンウォージーの説
日本全権の能力
輿論の実質
リベラリズム
国際協調主義
七割論者の不利
フランス人の愛国心
中途半端な日本
国家主義に帰る時
第4章 一九三六年の日本海軍
一九三六年の英国海軍
ラツセルの泣言
一九三六年の日本海軍
主力艦について
八吋砲について
米国の八吋砲艦
シーフロンとアドミラル・シエアーとの比較
軽巡洋艦について
駆逐艦について
潜水艦について
ブラット大将の声明
幣原外相の善人振
一九三六年の日米潜水艦の実質
一九三六年の日米海軍力比較表
神戸沖の観艦式
私の感動
日本の能力
日本海軍の現勢維持
悲むべきロンドン会議の結果
私の責任
第5章 六割海軍を以て戦ひ得るか
私の告別
五分五分にて戦ひ得ざる海軍
危殆なる国防
立論の根柢たる事実
『米国怖るゝに足らず』の要約
前論と事情を異にした点
戦略的地位に変化なし
理論の必然
二つの問題
ロンドン条約は致命的か
私の答へ
私の見解の根本
加藤大将の見方
日本全権に対する不平
危殆の語義
私の論ずべき問題
第6章 米国艦隊の来攻
平田晋策氏の説
根拠を示さない断論
航続力
日本進攻に要する航続力
アドミラル・シエアーの航続力
米国老主力艦の航続力
米国艦隊の難点
駆逐艦の航続力
軍艦笠置
私の疑惑
『送り狼』
米国艦隊の滞在
沿岸砲襲
飛行機の空襲
ロンドンの防空演習
敵国の海面にある危険
日本艦隊の乗ずる時機
フォツクスの言
第7章 輪型陣恐るべきか
輪型陣とは何ぞ
輪型陣の構成
果して無敵艦隊か
ギリシアのPhalanx
斜線陣
フォツシュの名著『戦争の原理』
輪型陣の進航
陣型を維持する困難
ゼリコー隊の経験
輪型陣の危険性
潜水艦の行動
自由なる夜間の行動
棋客の間に通用する鉄則
遅鈍な武器
巡洋戦艦の活動
機動戦術の妙味
怖るゝに足らざる輪型陣
米国艦隊のコース
南洋諸島の有する戦略的価値
第8章 戦場に現れ得べき米国艦隊の勢力
輪型陣の恐るべき理由
パール湾の集中する米国艦隊
米国本土の防備
陸上要塞の防禦範囲
米国東海岸は安全か
米国の輿論
パナマ其他の防備
'100―x”
米国艦隊の補給
兵站線の不備
軍艦は生物
パール湾の船渠
パール湾に入るべき米国の艦艇数
ラッセルの言
ドイツ艦隊の実例
英国艦隊の実例
日本海軍の立場
“100―x―y”
空想としての輪型陣
第9章 所謂七割論の根拠
一種の『呪文』
若槻全権の保留
リード全権の声明
不明なる七割論
石丸藤太氏の説
形而上の原因
日本潜水艦の行動
米国海軍の迷妄
セメヨノフの『ラスプラタ』
困難なる米国艦隊の進攻
Xの内容
比律賓と米国潜水艦
Yの内容
浮船渠の曳船
軽巡洋艦以下の対比
ブラツト大将の言
輪型陣の両側防備
宣伝用のスローガン
第10章 歓迎すべき速戦即決主義
疲弊戦の惨禍
ウエルスの見解
米国海軍の速戦即決主義
私のAlternative
さすがは米国人
『日米両国のために』
太平洋戦争の性質
魔女の誘惑
英人の粘り強さ
『負けて勝つ』
南阿戦争の実例
ロバーツ元帥の公報
日本人の持久力
持久戦の無経験者
『艦隊送葬曲』
戦争範囲の局限
弱い味方
ビスマークの外交
人道上の見地
日本の有利なる立場
オストリア軍の速戦即決
フオッシユ元帥の言
第11章 六割海軍の欠陥
寡を以て衆に当る日本海軍
加藤大将の声明
カイゼルの愚痴
負けない事を目的とした海軍
ロンドン条約の結果による欠陥
万全を尽すべき方策
日本海軍の機動戦術
軽巡洋艦の任務
悲しむべき潜水艦の不足
福田少将の言
米国海軍の潜水艦
輪型陣の目的
マカロフ提督と水雷戦術
ドムヴイル・ファイフのドイツ潜水艦戦評
いはゆる補充計画
飛行機の欠点
日本潜水艦の作戦圏
航空母艦の短所
次善の策
使用し得る潜水艦の数
ムッソリーニの意気に倣へ
第12章米国空軍の脅威
欧洲大戦と航空機
欧洲大戦とタンク
航空機の発達
ロンドンの防空演習
米国海軍の意図
陸上の基地よりする日本空襲
小笠原島の占領
ダーダネルス攻撃
小笠原島の空襲
海軍による日本空襲
艦載飛行機の行動半径
日本海軍の空軍
水上艦艇に対する爆撃
爆弾の威力
空軍対空軍の戦争
戦場の位置を利用する作戦
八丈島の戦略的価値
日本人の為すべき覚悟
米国艦隊の作戦
補充計画の内容
世界の現状を観よ
第13章 吾人のなすべき覚悟
日本蹴起の時期
米国人の心配
主力艦全部の移動
巧遅よりも拙速
避くべき小田原評定
普仏戦争における仏軍の作戦
日米戦争に関する文献
日米戦争が興味を惹く理由
太平洋の神秘
対比島作戦に就て
比島攻略を要する訳
ホーマー・リーの先見
『英雄的日本』
私の考へ
捨て身の戦法
第14章 『米国武官の見た日米未来戦』
最近の二著
『戦ひの潮』
米国の密偵
日本潜水艦の遠征
布哇の攻略
マグダレナ湾占領
日本軍の米国遠征
クラリオン島海戦
英米聯合軍の日本進撃
日本の屈伏
米国遠征の謬妄
日本の徹底的防禦
前代未聞の大手筆
作者の素性
米国陸軍の不平
布哇占領の批評
マグダレナ湾問題
米国人の自惚
比律賓の放置
パナマ運河の空襲
エリオット君のプラン
私の目的
第15章 日本海軍の将士に
スチヴンソンの事
『英国の提督だち』
機力に対する過度の信頼
セルビアの実例
ゼリコーとビーチー
ビーチーの武勲
機力の主となるべき人間
マカロフの戦術論
フォツシユの確信
ロンドン会議による精神的損害
日本海軍の士気
弱勢なる艦隊
ナポレオンとモローとの対話
日本と海軍
天命我れにあり
日本海軍の将士に寄語す
付録あり

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