忠鑑畑元帥

第１章　長悼（元帥の御終焉と葬送）
この日この朝
元帥の奉奠文
古城を枕に
畑元帥の死を悼む（鈴木幹雄）
畑会長の最後（加藤年雄）
至宝畑元帥の薨去（瓜生介州）
弔辞（鈴木孝雄）
弔辞　畑俊六君を悼む（山県初男）
弔辞（椿麗寿）
捧畑大人之御霊前（蓮沼門三）
謹奉悼畑元帥（井田磐楠）
奉悼畑元帥（加藤年雄）
頌畑兄弟（西村琴叟）
奉悼元元帥陸軍大将畑俊六閣下（新野有賢）
敬弔憶い出づるまま（三谷与吉）
悼畑俊六元元帥（高野源進）
捧畑元帥神霊（梅谷芳光）
第２章　追悼追頌（一）
賀陽恒憲
故畑元帥を偲ぶ（後宮淳）
長江会記録の参照を乞う（河辺正三）
元帥陸軍大将畑俊六氏を悼む（寺岡謹平）
病中のこととて粗相があっては、相済みませんが（植田謙吉）
至誠円満な大人格（今村均）
死所を得た畑元帥（高橋三吉）
惜みて余りあり畑元帥（島田繁太郎）
聖者畑元帥（大島浩）
智仁勇兼備の名将（賀屋興宣）
畑元帥を想う（有田八郎）
立派な人がらに自ら頭の下るを感じた（赤城宗徳）
畑元帥の思い出（寺島健）
不世出の名将畑元帥（湯沢三千男）
元帥の仏果菩提を祈る（豊道慶中）
主人も尊敬して居た（豊田利登）
畑元帥の思い出（草地貞吾）
若き日の畑元帥（安井正吾）
元帥の主任弁護士として（神崎正義）
元帥の御人柄を精進教育の資料に（松田茂）
明敏明朗驚くべき記憶力（西浦進）
畑さんとは斯ういう人であった（長谷川伸）
典型的な軍人（徳川夢声、御手洗辰雄、立野信之）
元帥とは親ゆづりの親交（八田貞義）
稀に見る真勇大器の士（小田天界）
残念ながら貴意に副へ難く（吉田茂）
誠に残念至極でした（荒木貞夫）
気節千秋の国師畑俊六先生（師尾源蔵）
故畑元帥を追憶して（村上収蒔）
国際敬愛連盟運動を透して見た元帥の為人（高階朧仙師）
東奔また西走、老躯を提げて（松平俊子）
哀悼（山野千枝子）
巨星墜つ（佐久間藤一）
真の理解者であった忘じ難き私ども母子へのお言葉（竹崎佳幸）
噫々畑元帥今や亡し（福田進之、佐藤ヤス子）
武士道の精華（広川弘禅）
頭の下る思い（赤堀信平）
老桜清流を隔てて、元帥を偲び奉る（村上里美）
母は閣下から贈られた「楽天命」を拝みながら天国へ（佐久間宗忠）
歩調をとって急坂をよじ登られたあの日の面影（鈴木郁）
お役に立たず申訳なし（山県初男、小林躋造、豊田濃雄）
病中、元帥の懇情に泣く（有賀政治）
霊山神社御参拝当時の元帥を追憶して（安田正雄）
故畑俊六元帥を憶う（高野源進）
第３章　追悼追頌（二）（偕行社関係）
畑元帥回顧談（井上忠男）
畑将軍と抗州湾上陸作戦（下村定）
武漢三鎮（谷田勇）
畑元帥を語る（松井太久郎）
支那派遣軍総司令官時代の畑元帥（宮野正年）
畑元帥を憶う（井本熊男）
東京裁判と畑元帥（佐藤賢了）
畑さんの片影砲兵会の一員として霊前に捧ぐ（稲田正純）
人間畑元帥（串戸守雄）
畑司令官と三亀松師匠（新庄絢夫）
偕行社葬にお勤めして（大橋武夫）
霖雨しめやかに元帥の霊をおくる（全日本在郷軍人会）
奉悼畑元帥
畑元帥の憶出（賀陽恒憲、根本博、荒木貞夫、高橋三吉）
畑元帥を憶う（岡村寧治）
第４章　追悼追頌（三）（長江会関係）
中支那派遣軍司令官として仰ぐ畑元帥（長江会）
追憶談（河辺正三、谷田勇、広田豊、池谷半三郎、櫛田正夫、賀陽恒憲、大坪一馬、山崎正男、大槻章、田中不
第５章　追悼追頌（四）（一年祭を御迎えして鎮魂の挙式と記念式典）
御一年祭追悼記念式の模様と追憶の数々
遺族代表並に各卓代表の追悼辞
畑家墓地の選定と神霊の鎮座
第６章　元帥の生い立ち父母と其の環境
元帥手記
我が父
母のこと
系譜、父祖の所藩会津、会藩の歴史とその藩風
畑家の系譜、遠祖
郷土会津とその藩主、藩風
歴世の会津藩主
会津中世の藩祖保科正之の人物
藩校、日新館の教育
不滅の家訓
第７章国家の干城となりて
立志陸軍将校を目指す
中堅幹部時代
中支派遣軍司令官時代
第８章　侍従武官長陸相時代
第９章　支那派遣軍総司令官として
第１０章　運命の転機終戦となりて
終戦ノ大詔
第二総軍終戦記
第一第二総軍の編成
第二総軍の状態
終戦
第１１章　幽閉十年
極東軍事裁判記録
第１２章　遺蹟
挨拶・序辞
書簡
資料・略年譜あり