熊本兵団戦史 太平洋戦争編
第1章 内外の情勢
第二次大戦のぼつ発
軍制の改革
兵器の進歩
第2章 大戦前夜
大平洋の歴史的回顧
ついに開戦を決意
宣戦布告
第3章 真珠湾攻撃とマレー作戦
成功した真珠湾の奇襲
マレー作戦の準備
困難なマレー半島の上陸戦
とどめ刺したシンガポールの戦闘
第4章 比島攻略戦(第四十八師団)
敵情とわが作戦準備
天佑の比島航空戦
各支隊の比島各地上陸
第十四軍主力のルソン島上陸
第四十八師団上陸後の作戦行動
機械化師団も徒歩で急進
アグノー河からパンパン河の線へ
進撃寸前に待機命令とマニラ進駐
第四十八師団のバターン作戦
第四十八師団のジャワ転進準備
その後のバターン作戦
コレヒドール要塞の攻略
第5章 ジャワ作戦(第四十八師団)
第十六軍のジャワ作戦準備
各航空基地の設定戦
第十六軍の南下とジャワ島沖の諸海戦
第四十八師団のジャワ島上陸
第四十八師団のスラバヤ進撃
ジャワ中西部の作戦
ジャワ作戦終了後の状況
第6章ビルマの進攻作戦
第十五軍の国境突破作戦
本格的進攻作戦を開始
郷土部隊の活躍
第7章 太平洋の戦局
東南太平洋諸島の重要性
サンゴ海の海戦
東京の初空襲
特潜艇の英艦奇襲
ミッドウェー海戦
米軍の反攻作戦始まる
陸軍部隊をガ島に急派
ガ島決戦場となる
米国の戦略転換
大本営、ガ島をあきらめず
第8章 第六師団の南方転進
第十七軍の戦闘序列に入る
北部ソロモン防衛の任につく
第9章 第六師団の中部ソロモンの戦闘
中部ソロモンの態勢強化
ニューギニアの戦況
友成支隊コロンバンガラ島に進出
友成支隊ニュージョージャ島に上陸
鈴木浜の攻撃
八幡高地の戦闘
ムンダで飛行場の守戦
アルンデル島の反撃
コロンバンガラ島からの撤収作戦
ニューギニアの戦況
第10章 ビルマの決戦
当時の一般情勢
第一次「アキャプ」作戦とその後の一般状況
第11章 第六師団第一次タロキナ作戦
南東方面作戦の新構想
補給と絶の南東諸島
ブーゲンビル島の防衛態勢
敵軍ブーゲンビル島に上陸
海空の反撃
浜之上支隊の攻撃
攻撃中止後の状況
苦境にたつ南東方面
第12章 第六師団第二次タロキナ作戦
タロキナ総攻撃の準備
タロキナに兵力集中
第六師団の攻撃計画
攻撃開始
歩兵第十三連隊の攻撃
歩兵第二十三連隊の攻撃
歩兵第四十五連隊の攻撃
工兵第六連隊の働き
野砲兵第六連隊の敢闘
方法を変え攻撃再行
攻撃中止
衛生機関の活動
反転作戦
第13章 豪北作戦(第四十六師団、第四十八師団)
豪北一般の情勢
第四十八師団の転進
逆無電の成功
撤退作戦
第四十六師団の南進
第14章 マリアナ作戦
サイパン玉砕
グアム島を失う
テニアンの玉砕
第15章 フィリピンの決戦(第百二、第二十三、および第百三師団)
比島戦の準備
比島決戦の前哨戦
わが運命をかけたレイテ決戦(第百二師団)
第百二師団各島弧立の抗戦
ルソン作戦の準備(第二十三および第百三師団)
米軍のミンドロ島上陸と当時のルソン島状況
米軍のリンガエン湾の上陸と戦闘(第二十三師団)
マニラ陥落とカガヤンの危機
第二十三師団主陣地の抗戦と後退抗戦
第百三師団荒木旅団の抗戦
第百三師団主力の行動と戦闘
最終陣地の抵抗
軍医の手記と座談会記録
第16章 第六師団プリアカ作戦
作戦前の状況
豪軍の積極行動
野砲兵第六連隊のパイン奇襲
歩兵部隊の豪州台攻撃
工兵第六連隊トコを挺身攻撃
撤退作戦
衛生座談会
第17章 ビルマの死闘
東印度進攻の構想と作戦準備
怒江およびフーコン作戦
第二次アキャブ作戦
インパール作戦
インパール作戦後のビルマ
第18章 大陸打通作戦(第三十七師団、第五十八師団)
京漢作戦(第三十七師団)
第五十八師団の警備および作戦
湘桂作戦における第五十八師団
湘桂作戦における第三十七師団
第三十七師団の仏印作戦
第19章 硫黄島の玉砕(第四十六師団の歩兵第百四十五連隊)
第20章 沖縄の戦い(独立混成第四十四旅団)
沖縄の作戦準備進む
米軍上陸前後の戦況
国頭支隊方面の戦況
軍主力方面の戦況
沖縄の抵抗おわる
第21章 満ソ国境戦
第22章 本土決戦態勢(第百四十六師団、第二百六師団、第九十八、第百二十五、第百二十六混成旅団)
防衛の根本方針
九州の戦備
空襲の激化
第23章 第六師団の終末
活発な挺身攻撃
敵の攻勢を挫折す
停戦
抑留の生活
第六師団の内地帰還
第24章 郷土兵団の終戦
第25章 終戦後の状況
引き揚げおよび抑留
一方的な軍事裁判
終戦時の熊本
英霊顕彰
第26章 熊本兵団戦史に拾うもの