図書タイヘイヨウ センソウ000015607

太平洋戦争 下

サブタイトル1~10
中公新書 90
編著者名
児島 襄 著者
出版者
中央公論社
出版年月
1966年(昭和41年)1月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
344p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ko39/2
保管場所
閉架一般
内容注記
主要参考主献:p340~344
和書
目次

昭和十八年―戦争の転機
米、攻勢の機熟す
参謀本部の情勢判断
“魔境”からきたウィンゲート旅団
第二のガ島―ニューギニア
増援部隊、ビスマルク海に沈む
山本長官直率のソロモン航空撃滅戦
山本五十六長官、南海に死す
アリューシャンの戦略価値
「他に策無きにあらざるも」―アッツ玉砕
動きだした“車輪”作戦
零戦の優位くずれる
中部ソロモン、米軍の掌中に
ラエ、サラモアの苦闘
三重苦の“サラワケット越え”
中部太平洋の戦い
悪化する内外情勢
“絶対国防圏”構想
米、ラバウルを素通り
タラワ攻略戦の疑問と不安
柴崎守備隊の猛訓練
“タラワの恐怖”
失われた指揮系統
ブーゲンビル島沖航空戦で大打撃
孤立した精兵たち
恐るべき浪費
カイロ、テヘラン会談
外郭地の後退つづく
参謀本部、戦略を再検討
海軍、南東方面に固執
準備万全の米軍、マーシャルに来攻
トラック、空襲さる
死守決戦線の「雄」作戦
古賀長官“殉職”
悲劇のインパール作戦
「ウ」号作戦決定の経緯
大東亜会議ひらく
スチルウェル中将の憤懣
“死の谷”の掠奪者たち
牟田口中将の急襲計画
ジンギス汗式補給
「歴史に生きるときがきた」
第十五軍の激しい進撃
柳田師団長の“統制前進”
第三十一師団、コヒマを占領
三叉路高地の激闘
二師団長、解任さる
英軍の反撃に補給断たる
「米の補給はさらになし」
佐藤師団長、独断退却
最後の攻撃、そして敗退
苦しい持久戦へ
サイパン島失陥
“空飛ぶ要塞”B29の登場
参謀本部の希望的観測
一貫性欠く海軍の作戦
斎藤中将、防備に不安
上陸海兵隊に銃砲撃の雨
日本軍の夜襲、成功せず
艦隊決戦をもとめて
“マリアナの七面鳥射ち”
敵前で解任された米師団長
放棄決定を知らずに補給を待つ
徹底した“掃討前進”
「止まるも死、進むも死」
バンザイ突撃を最後に
フィリピンに決戦をもとめて
詰腹きらされた東条首相
前途多難の小磯“木炭バス”内閣
“七割決戦”―捷号作戦
マ将軍、レイテ攻略作戦を押し通す
「観念的必勝論と合理的敗戦論」
比島決戦の日迫る
米軍、レイテ防備弱体を察知
“卑劣な計画”―台湾沖航空戦
「私は帰ってきた」
神風特攻隊、編成される
比島沖海戦
船団攻撃より艦隊決戦を
栗田艦隊、緒戦にして旗艦を失う
「武蔵」シブヤン海に沈む
反転、そして再転
スリガオ海峡に潰えた西村、志摩部隊
四提督の眠れぬ夜
サマール沖の紛戦
「第三四機動部隊いずこにありや」
レイテ“決戦”ならず
最後の戦闘
島嶼戦から本土決戦へ
陸海思想の微妙な食違い
本土進攻か海空封鎖か
猛訓練重ねて待つ栗林兵団
弾丸尽き、水涸れた硫黄島
市民にまでおよぶ戦火
沖縄持久作戦か決戦か
連合艦隊の最期
首里をめぐる攻防
「秋をまたで枯れゆく島」
三分の一の出血も辞さず
「近頃やることなきものの如し」
太平洋戦争の“ターミナル”
参考文献あり