陸軍魂

序文（陸軍大将・杉山元閣下）
１　史上比なき大戦果
たゞ是れ大御稜威
輝く魂の勝利
正義は勝つ
訓練を想ふ
天皇陛下万歳に死す
一面戦争、一面建設
２　国史に輝く皇軍精神
神武の剣
大陸出師
愛国の烈士
伊勢の神風
朝鮮の役
尊王と攘夷
３　武士道と軍人精神
尽忠の誠
名を惜しむ
あはれを知る心
婦道の香り
母の戦陣訓
４　近代陸軍の建設
新陸軍への芽生え
大村益次郎の功業
御親兵生る
徴兵令の制定
初めての軍旗親授
台湾征討と西南の役
軍備拡張へ
軍人勅諭の下賜
５　諸戦役を経て一路飛躍へ
日清戦争起る！
悲憤の三国干渉
北清事変
風雲急を告ぐ
日露遂に開戦
壮絶！白だすき隊
世界大戦に参加
シベリア出兵
６　世界最強の陸軍へ
軍備縮少の嵐
満洲事変の勃発
国際聯盟を脱退
新兵器の出現
支那事変と大東亜戦争
７　輝く伝統と猛訓練
最後の五分間
科学戦と肉弾戦
二千六百年の強さ
幼年学校の生活
死ぬときは一緒
一秒の尊さ
８　軍旗の下に
智能を磨く
厳たる組織
兵種の魂
歩兵
戦車兵
騎兵
砲兵
工兵
鉄道兵
通信兵
輜重兵
憲兵
航空兵
世紀の感激
９　仰げ！陸軍魂
模倣より独創へ
隠れた苦心
忠魂空に薫る
壮烈！軍神加藤機の最期
山征かば草むす屍
砲声も哭く
１０　かくて皇軍は強し
血の純潔
日本の母
透徹せる死生観
皇国民の信念