図書セイヤ センリ000015459

征野千里

サブタイトル1~10
一兵士の手記
編著者名
谷口 勝 [著]
出版者
新潮社
出版年月
1938年(昭和13年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta87
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

瀕死の瞼に浮ぶ駅頭の旗
朝鮮同胞の赤誠
「畜生!」で一貫した気持
捕虜を殺さぬ皇軍の情
保定城壁突入の大歓喜
体ごと叩きつけたい気持
慰問袋の草鞋に泣く
杭州湾の敵前上陸
水濠に弾の雨
崑山攻略の苦戦
耳に口を寄せて「万歳!」
敵弾浴びて炊く飯盒
繃帯痛々しきサチと邂逅
屍の山・土見えず
弾雨下を這ふ娘
耳に入らぬ弾の音
万歳叫ぶ火焔像
地軸も揺ぐ大進撃
女支那兵の死体
新戦場へ門出の感慨
敗兵に感覚なし
捕虜の隣りで高鼾
永の戦友また一人
星降る寒夜の夜襲
ある夜意外な逆襲
路に山なす敵屍
支那兵宿命の盗癖
血潮の飛石伝ひ
敵と並んで行軍
月光を浴びて大激戦
決死の伝令来る
弾も来ぬのに倒れる戦友
あゝ『兄さん』の戦死
涙して空軍に感謝す
全滅を期して敵陣へ