大日本国辱史
- サブタイトル
- 編著者名
- 樋口 麗陽 著者
- 出版者
- 日本書院
- 出版年月
- 1920年(大正9年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 308,32p
- ISBN
- NDC(分類)
- 210.18
- 請求記号
- 210.18/H56
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 国辱に冷淡なる国民は亡ぶ
厳然たる史実に徴せよ
我日本国民は如何
2 文永年間に於ける日本人大虐殺事件
六百五十三年前の一大国辱
虐殺事件の導火線
忽必烈は当時の蒙古のパルチザン
日本征服の意図
忽必烈日本侵略の歩武を進む
彼れ再三日本を侮辱す
蒙古軍の日本襲撃準備
蒙古軍三万加徳島を出発す
対馬佐須浦の惨戦
惨虐到らざる無し
壱岐の大虐殺
血を啜り胆を食ふ
蒙軍の大虐殺遂に肥前に及ぶ
虐殺の惨状壱岐対馬以上
急報大宰府庁に至る
蒙軍博多湾に来襲す
蒙軍虐殺を置土産として去る
流星光底長蛇を逸す
国民の憤激白熱化す
3 弘前四年の大国辱事件
蒙古の特使又もや来る
特使を竜の口に斬る
時宗遂に積極的雪辱手段に決す
宋の遺臣の好意
果然蒙軍捲土重来す
三百余人虐殺さる
日本援軍来着
敵艦筑前に肉迫す
日本大軍集中
草野経長の夜襲
敵艦内の白兵戦
日本軍の苦戦
敵の主力十万博多湾に殺到す
十四万の蒙軍一夜に全滅す
日本官民の溜飲下る
雪辱的価値
九州人数名蒙古の城郭を焼払ふ
4 豊臣時代の国辱事件
元寇以後の我国の奪起
蒙古王の虫の好い抗議
国辱的明王の冊書
秀吉赫怒して冠服冊書を寸裂す
秀吉再び朝鮮に出兵す
5 断片的国辱事件
日本軍の大敗戦
露使レザノフの暴状
露使節プーチャンの日本威赫
6 維新前米国より受けたる国辱事件
ペルリ提督小笠原琉球占領の目的
ペルリの小笠原琉球占領の目的(其二)
7 六百万円の償金支払事件
生麦事件と償金弔慰料
米仏蘭の三国へ償金六百万円
三国公使の脅迫
償金を払つた上に謝罪書を取らる
重大なる国辱
英仏米蘭聯合艦隊の下の関砲撃
8 償金百五拾万円の支払事件
維新劈頭の不祥事件
原因は仏国商船砲撃
9四十二年間の大国辱
幕末以来の国辱条約
条約改正の苦心と努力
大隈重信の隻脚事件
国辱条約漸く改正さる
10 台湾生蛮の邦人虐殺事件
邦人五十八名虐殺さる
雪辱戦
清国政府の抗議
償金五拾万円を取る
11朝鮮より受けたる国辱事件
日本軍艦砲撃事件
12 対支国辱事件
対支国辱事件は殆んど無数
甲申の変
今だに解決されぬ国辱事件
袁世凱の暴状
哀世凱の暴党教唆
剣もホロロの挨拶
海国の露骨なる挑戦
13 三国干渉事件
五千万国民を痛憤せしめたる大国辱
三国干渉の魂胆
三国干渉事件の雪辱
虐殺のみが国辱ではない
14 絶大国辱尼港事件
世界無比の大惨虐
尼港の歴史と人口
第三水雷戦隊の派遣
尼港漸く不安となる
海軍陸戦隊上陸
第三艦隊の撤退
守備隊の再交代
形勢漸く険悪となる
西比利政策変更の影響
パルチザン漸く出没す
三宅少佐石田副領事の救援隊電請
尼港全く敵の重囲に陥る
救援隊旭川に待命となる
日本軍パルチザンの奸計に乗せらる
パルチザン入市劈頭の行動
俄然本性を現はし武装解除要求
トレピーチン日本軍欺瞞の魂胆
守備隊決死戦闘に決す
襲撃準備成る
惨烈なる市街戦
石田領事三宅少佐等の悲壮の最期
河本中尉以下百二十一名投獄さる
遂に悉く虐殺さる
惨虐到らざるなし
支那人鮮人虐殺加担
支那軍艦の我軍砲撃
日本人をやつゝけて終へ
全市に亘つて掠奪を行ふ
小癪なる敵将の嘲罵
我軍最後の無線電信
救援隊小樽港出発
多門枝隊デカストリー上陸
デカストリーの惨状
敵日本軍服を纏ひ日本銃を携ふ
救援軍の尼港占領
時既に遅く万事終れり
獄舎に残る最期の手紙
救援軍本隊の尼港上陸
救援軍のパルチザン追撃
トリピーチンとは何者
女参謀長ニーナの素性
パルチザンの正体
虐殺の歴史的事実
付録あり
資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。
- 担当:
- 図書情報部 図書係
- 電話番号:
- 03-3222-2573
- FAX:
- 03-3222-2626

