図書キュウシュウ シュウセン ヒロク000015214

九州終戦秘録

サブタイトル1~10
編著者名
上野 文雄 著者
出版者
金文堂
出版年月
1953年(昭和28年)12月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
295p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/U45
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序-日本人必読の書(火野葦平)
菊水作戦ならず
危機迫る沖縄攻略
「知覧」の陸軍特攻機
「天一号作戦」に呼応
“鹿屋の主”永田市長
飛行場に殺気流る
“戦艦大和”やらる
噴上ぐ火柱六千メートル
「義烈」の成功も空し
決戦迫る「九州要塞」
敵11月上陸と断定
決号作戦準備成る
芳仲中将第一線へ
師団長追う“一ツ星”
巨大!16キロの洞窟
鉄火噴く四段構え
米軍をアリ地獄に
空襲、暗黒の空の下
第一弾、新柳町に
開かぬ鉄のトビラ
都市防衛を放棄す
九州、軍人の楽土に
暗黒の処刑事件
禍い呼ぶ国会報告
判決は僅か五分間
運命の人、古森、佐藤
話に乗る石山外科
手術成功、その瞬間
救命のメス、凶器に
猛追及に精神錯乱
捕虜に空襲の報復
“広島原爆”の三日後
運命の一週間
上陸、刻々近ずく
遅し快速機の出現
戸塚総監、深い溜息
大勢宣言の受諾へ
継戦叫ぶ安倍参謀
町田、一世の大野望
城山頂上で男泣き
あゝ八月十五日
「玉音」にたぎる胸中
歴史の歯車停まる
口外虞れ残員処置
特攻機五千が待機
“横井、俺に死場所を”
長官機先頭に突入
眼鋭し宇垣の決意
“米軍進駐”に色を失う
デマに踊る全九州
一触即発の五航艦
亡き母の肌着抱き
草鹿長官、固き決意
継戦叫ぶ西村副長
“三軍の指揮長官に”
説得の効、更に無し
捨身の説得に号泣
全軍一の早期復員
鹿屋基地は大混乱
大命順応の西部軍
家を漁る貸席業者
安倍参謀“決戦命令”
誤まられた“伝達書”
都農に精鋭「菊池隊」
桜井、東京へ飛ぶ
始めて“聖断”を確認
遅かりし特攻任務
油山自決事決
奇しき縁、長島、近藤
逸る青年グループ
同志集めに山降る
副田「油山」を憂う
終戦の事実徹底へ
最後の“決意”迫らる
青酸加里握る学生
胸うつ寺尾の説得
酒に託す「成仏問答」
感傷唆る最後の酒
近藤、涙と共に読む
気抜けした街、人
切々“御前会議”伝う
黙する長島と寺尾
一瞬!不吉な予感
黙々、婚約者へ遺書
銀杏城下の嵐
甦える“神風連の血”
“重大放送”に揺らぐ
“降伏絶対に信ぜぬ”
胸煮え返る吉田
恋人と最後の別れ
隊長に決起を迫る
驚く右翼の面々
“義勇軍”遂に決起す
次々に集う熱血児
“球磨義軍”の旗差物
“生命不要の者集れ”
おゝ聞えた神の声
10日間の篭城終る
秋風とともに
米軍、鹿屋進駐決る
草鹿、永田を訪問
進駐を憂うる市長
海軍に裏切られた
見事な陸軍の撤退
米軍、鹿屋に進駐
演習のような米兵
続く“空のベルト”
その夜、火薬庫爆発
消え去る話題の人
突如!戦犯調査の嵐
人名索引あり