図書目録ドキュメント カミカゼ資料番号:000015211

ドキュメント神風 上

サブタイトル
特攻作戦の全貌
編著者名
ウォーナー デニス 著者/ウォーナー ペギー 著者/妹尾 作太男 著者
出版者
時事通信社
出版年月
1982年(昭和57年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
364p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/W39/1
保管場所
開架一般
内容注記
【The Sacred Warriors・の翻訳】
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 太平洋の人柱
廃墟と化すガラパンの町
米機動部隊の来襲
太平洋の防波堤
あと回しにされたサイパン防衛
最後のポーカーに興ずる米兵
友軍機はどこにいるのか
上陸支援の攻撃開始
日本艦隊出動に希望
陸に上がった艦隊司令部
敵手に渡った作戦計画
手のうちを知られた日本艦隊
皇国の興廃此ノ一戦ニ在リ
ハルゼー=ミッチャーのコンビで
撃破された基地航空部隊
不沈空母「大鳳」の最期
勝利を収めうる望みはない

第2章 地獄谷から
生キテ虜囚ノ辱ヲ受ケズ
突撃の前夜
不意打ちをくらった米軍陣地
南雲提督の最期
マッピ岬の断崖から
杉浦先生と浅沼秀子の場合
憎悪が憎悪を呼ぶ
『捕虜は欲しくない』

第3章 九段の英霊
天皇のために死す
“軍神”の先達たち
武士道と大和魂
江田島教育
“真珠湾”の逆効果
特攻諸兵器出現の背景
互いに相手をののしって
軍籍に入ったエリートたち
特攻兵器の開発へ
大西滝治郎の横顔
そんなむごいことがやれようか
特攻神話の創造
陸軍航空特攻のさきがけ

第4章 奇跡の演出
事態、容易ならず
元帥会議も特攻容認
海軍の特攻“実行委員長”任命
“奇襲兵器”と“体当たり攻撃ニュース”
銃後も一体の総力戦
海軍特攻部の発足
“特攻”を宣伝しはじめたマスコミ

第5章 “神風”の登場
台湾沖航空戦の前ぶれ
誤報だった大捷報
戦争では老人から死ぬべきだ
神風特攻隊の編成へ
涙ぐむ大西提督
神風特攻の露払い
猛攻をうける「オーストラリア」
米軍、レイテ島に上陸開始

第6章 「セント・ロー」撃沈
天佑を確信し突撃せよ
苦闘する西村部隊
アメリカ生まれ士官の機知
オトリにかかったハルゼー
吹きまくる“カミカゼ”
反転する栗田部隊
「セント・ロー」撃沈
「セント・ロー」を撃沈したのは?
対照的な二つの訓示

第7章 みな生きて帰るな
特攻があたえたパニック状態
戦死するため生まれてきた男
東京空襲を延期
特攻機、レイテ湾を猛攻
「アブナー・リード」まず血祭り
捕虜になった特攻隊員
万朶隊、富獄隊の出撃
回天作戦きまる
ウルシーに向けて回天出撃
「乗艇用意!」
ウルシー泊地は大混乱
立ちのぼる炎と煙

第8章 子らはみな戦のにはに
レイテになおも吹きあれるカミカゼ
またも大戦果と誤認
特攻に反対した美濃部少佐
断末魔の「ワード」
ふたたび駆逐艦に攻撃集中
ミンドロ島沖の死闘
ミンドロ島上陸作戦の攻防
気が狂った米兵
空母「信濃」の最期
高千穂降下部隊の特攻攻撃
回天金剛隊、ホーランジアを攻撃
特攻の恐怖を払う“アルコール”

第9章 死すべきとき
討ちてしやまん
B29に馬乗り
特攻機対策に腐心するアメリカ
受け入れられぬ英人的な見方
「オマニー・ベイ」を屠った彗星
特攻機のアダ名のお国ぶり
ムシの知らせか吠える愛犬
リンガエン湾に降りそそぐ特攻機
装備の劣る豪艦船
特攻機は他艦にいってくれ
わが声価は棺を覆うて定まらず
準備終わった水上特攻艇
リンガエン湾に初登場
大混乱で同士討ち
斬り込み特攻トラック

第10章 皆死ね、みな死ね
終戦工作と一億総特攻
丹作戦、天号作戦発動へ
特攻を避ける操艦はできぬ
「サラトガ」「ビスマーク・シー」の受難
第二御盾隊の大戦果
焼野原となっていく内地
梓特攻隊に攻撃命令くだる
「ワレ奇襲ニ成功」の無電はあれど
苦闘する「フランクリン」

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