中米及び墨西哥
- サブタイトル
- 世界の今明日叢書 第14巻
- 編著者名
- 柳沢 健 著者
- 出版者
- 平凡社
- 出版年月
- 1933年(昭和8年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 237p
- ISBN
- NDC(分類)
- 255
- 請求記号
- 255/Y53
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 『此方では門戸閉鎖、彼方では門戸開放!』
昨年一月の米国通牒
『太平洋の彼方では門戸開放、此方では門戸閉鎖』
米国政策の両刀使ひ
仏国記者の警句
国家の生活力は道徳・法典を超越す
米国を正解する為めには他の視角より
米国の『生命線』カリビアン海
米人よ自国の歴史を振り返れ
愛は理解より
日米相互の理解
第2章 墨西哥・中米・西印度諸島
カリビアン海の波に洗はるゝ諸邦
キューバ国
ハイチ国
サント・ドミンゴ国
米領ポルト・リコ島
墨西哥
グアテマラ国
ホンデュラス国
サルヴァドール国
ニカラグァ国
コスタ・リカ国
パナマ国
運河地帯
コロンビア国
ヴェネズエラ国
第3章 モンロー主義とカリビアン政策
カリビアン政策とは米国の生命線確保の政策
手段の相違と目的の持続
クラーク次官のモンロー主義新論
モンロー主義の内容
ルーズベルトとモンロー主義
モンロー主義に対する外国の非難
モンロー主義とカリビアン政策との相違の提唱
スチムソン及びヒューズの解釈
一貫せる米国の国策
第4章 米国の保護領カリビアン諸邦
レオン・ローランの『モンローの合図の下に』
昨日は征服者、今日は牧師
トーマス・ムーンのカリビアン政策の解剖
併合
租借地及び譲渡
軍事支配
財政支配
米国の扶助
其他の形式の支配
米国保護領の面積・人口・貿易額
第5章 カリビアン政策の真目的
モンロー主義の実現
米国海軍の軍略
キューバ及びハイチ
パナマ運河
米国の弗外交
米国は世界の債権者の執達吏
キューバ
パナマ
サント・ドミンゴ
ハイチ
コロンビア
サルヴァドール
ニカラグァの実例
ウォール街と海軍省
生命及び財産の保護
ヒューズの主張
市俄古市はカリビアン諸邦よりも不安
保護さるゝ財産の意味
米国出兵の目的は他にあり
福音書的政策
成年者と未成年者
千九百二十三年の中米条約
剣とコーラン
カリビアン諸邦は米国の福音書的政策に感謝せず
第6章 カリビアン政策擁護論
フレステス・フェララの著書
米人ノルトンの擁護
キューバ
其の腐敗
ウッド将軍の功績
プラット改正案
サント・ドミンゴ
その腐敗と内争
米国の出兵
ハイチ
黒人楽土
擾乱の連続
米国の出兵
平和と繁栄
第7章 パナマ運河を中心として
『日本は満洲に運河を作らず』
仏人ローランの解説
ジュファーソン大統領の希望
クレートン・バウラー条約及び同条約の破棄
エラン・ヘイ条約
パナマに独立運動起る
米国のパナマ国承認
ボゴタ条約
石油問題
ボゴタ条約再審議と米国の勝利
コロンビア外相ウリベの悲痛なる言葉
第8章 紛糾を極めたる米墨関係
『墨西哥問題』と『ヤンキイ禍』
テキサスの独立
米国の併合
墨西哥の悲憤
米墨戦争
墨西哥の敗退と領土の割譲
ディアス時代の米国の『平和的侵略』
マデロの苦境
米墨関係の緊張
マデロの暗殺
ウェルタ政府の樹立
米国本国と出先公使との意見不一致
ウィルソン大統領の対墨政策
タンピコ事件
米国軍隊のヴェラクルース占領
ウェルタ政府の没落とカランサ政府の樹立
パーシング将軍の黒人狩
米墨間の危機到来
世界大戦前後の両国の関係
オプレゴン大統領の就任
両国関係の改善
カイエス大統領とケローグ国務卿
石油問題
モロー米国大使の功績
第9章 日米の岐路に立つ墨西哥
親日国墨西哥
中村代議士引率の学生見学団に対する熱狂的歓迎
墨西哥は何が故に日本を愛するか?
親日と反米とは同意語
モロー大使の功績
軌道に乗りし米墨関係
日支事変の突発と墨国民の感想
『黄色のヤンキイ』
墨国民の困惑
日米開戦の時墨国は何れの側に?
『エクセルショール』紙の米国加担論
日・米の間に動揺する墨西哥
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