敵中横断三百里
- サブタイトル
- 編著者名
- 山中 峯太郎 著者
- 出版者
- 大日本雄弁会講談社
- 出版年月
- 1931年(昭和6年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 388,18p
- ISBN
- NDC(分類)
- 913
- 請求記号
- 913/Y34
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
敵中横断三百里
日本軍危し
雄叫びする全身の熱血
生別は即ち死別
長蛇の如き大騎兵団
あゝ日本男子の本懐
敵全軍の心臓へ疾駆す
勇士の祈り
大都会の灯火現る
虎口の奥へ進入す
一難去って一難来る
敵と共に行進を続けて
今しも危険!!発見されんとす
怪支那人の出現
絶壁の下に六騎、包囲に陥る
再び突破し再び囲まる
拳銃を額に当てた瞬間
主人を慕ふ愛馬の長駆
あはれ丈夫の熱涙
氷の絶壁に人馬転落す
五騎まさに捕はれんとす
十字路の血戦に剣は紅し
勇士物言はず駿馬嘶かず
舌鼓を打つ粟汁の薄さよ
流を乱して月影を飛ぶ
吹雪の下に愛馬哀しく嘶く
あゝ皇天の御加護を見よ!
南十二里半に我が軍の馬賊在り?
谷間に動く火影は何ぞ?
あはれ四十時間を眠る
大軍議室に三度頷く総参謀長
皇国万歳を三唱せん
弓張嶺月下の夜襲
名刀に月影、夏なほ寒し
上から迫る敵の逆襲
無言感激の誓
あゝ壮烈、鬼神も泣かん
屍骸室より火葬場へ
永遠に輝く日本魂
敵の雄将に涙あり
六ケ所の剣傷と弾の痕
我が総司令部の驚き
来れり!百倍の大敵
弾雨の下に刃を三度
小部隊の大功績
殉国の少年間諜
蒙古僧に変装する大尉
ボロに包む愛国の熱情
重大な厠の紙
永遠の行方不明
砲台地下室の少女
あゝ冒険の第一歩
真紅な支那服の少女
射撃の前の停船
危機去ってまた来る
あの桃色のリボン
囁く日本語
第二の冒険へ突進
二つの窓から
熱血の十六少年
軍艦奪取りの密議
剛胆決死の少年隊
虎穴に入らずんば
愛国の血は燃えて
あゝ見よ!
白旗高き無戦要塞
暴れる虫が腹にいる
二時間以内に退去しろ
七人を生捕るんですか
肩の上を二発きたよ
僕、大丈夫!
弔ひの軍旗
南洋の日本少年王
『ジッ!ジッ!』
小島に一人残って
我は群島の王とならん
智恵ある者は勝つ
即位式
新領土の大発見
隆々たる国運
我が日東の剣侠児
魂は武士道に匂ふ
戦車の危機に銘刀を揮ふ
尊いガソリンの大倉庫
特別軍事探偵の秘密徽章
見えざる敵に宣戦す
何ぞ知らん南京虫と魔の炎
意外の嫌疑、剣侠児を囲む
遂に得たり一条の探偵路
テーブル掛の下に伺ふ
若き王子、巨大なる侍従武官
極秘以上の極秘策略
心身ともに変装せる剣侠児
真四角の空地に王子在す
心から心へ語る咄嗟の陰謀
目的地に潜める七人党
猛勇超特級のU四十三号艇
赤外光線通信
上空と海底の激戦に傷つく
諸君の驚愕や果して如何?
総参謀長の悲壮なる宣言
今夜三時間の外に機会なし
狂気せる独逸上等兵か?
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