海底軍艦
伊東海軍大将 題辞
肝付海軍少将 序文
吉井海軍少佐 序文
小笠原海軍少佐 序文
上村海軍少佐 序文〓閲
巌谷少波 閲
中村不折 書
押川春浪 著
第1回 海外の日本人
ネープル港の奇遇
大商館
浜島武文
春枝夫人
日出雄少年
松島海軍大佐の待命
第2回 魔の日魔の刻
送別会
老女亜尼
ウルピノ山の聖人
十月の崇の日
黄金と真珠
月夜の出港
第3回 怪の船
銅鑼の響
ビール樽の船長
白色檣灯
古風な英国人
海賊島の奇聞
海蛇丸
第4回 反古の新聞
南方の無人島
快活な武村兵曹
おぼろな想像
前は絶海の波、後は椰の林
何処ともなく立去った
第13回 星影ちらちら
歓迎
春枝夫人は屹度死にません
此新八が先鋒ぢや
浪の江丸の沈没
此島もなかなか面白いよ
三年の後
第14回 海底の造船所
大佐の後姿がチラリと見えた
獅子狩は真平御免だ
猛犬稲妻
秘密の話
屏風岩
物凄い跫音
鉄門の文字
第15回 電光艇
〓々浪の音
投鎗に似た形
三尖衝角
新式魚形水雷
明鏡に映る海上海底の光景
空気製造器
鉄舟先生の詩
第16回 朝日島
日出雄少年は椰子の木蔭に立って居った
国際法
占領の証拠
三尖形の記念塔
成程妙案々々
其処だよ
第17回 冒険鉄車
自動の器械
斬頭刃形の鉞
ポンと小胸を叩いた
威張れません君が代の国歌
いざ帝国の万歳を唱へませう
第18回 野球競技
九種の魔球
無邪気な紛着
胴上げ
西と東に別れた
獅子の友呼び
手頃の鎗を捻って
私は残念です
駄目だんべい
第19回 猛獣隊
自然の殿堂
爆裂弾
エンヤエンヤの掛声
片足の靴
好事魔多し
砂滑りの谷、一名死の谷
深夜の猛獣
かゞり火
第20回 猛犬の使者
帝国軍艦「日の出」
此虎髯が御話申す
ラームス造船所の製造
「明石」に髣髴たる巡洋艦
人間の万事は天意の侭です
第29回 薩摩琵琶
春枝夫人の物語
不屈な悴
風清き甲板
国船の曲
腕押し脛押と参りませう
道場破りめ
奇怪の少尉
第30回月夜の大海戦
印度国コロンボの港
満艦の電光
戦闘喇叭
悪魔印の海賊旗大軍刀をブンブンと振廻した
大佐来!電光艇来!
朝日輝く印度洋