図書ジュウジグン000012797

十字軍

サブタイトル1~10
文庫クセジュ 133
編著者名
グルッセ ルネ 著者/橋口 倫介 訳者
出版者
白水社
出版年月
1954年(昭和29年)6月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
147,4p
ISBN
NDC(分類)
209
請求記号
209/G88
保管場所
閉架一般
内容注記
【Les croisades.・の翻訳】 年表:p137~141  参考文献:p142~143
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

訳者はしがき
第1章 十字軍以前の東方問題
古代における東方問題
アラビア人の征服
十二、三世紀におけるビザンティン帝国の抵抗運動
《ビザンティン帝国》の叙事詩的功業
キリスト教の反攻におけるアルメニア人の役割
セルジュック・トルコの征服
第2章 シリア、パレスティナにおける十字軍国家
十字軍思想の起原
十字軍思想とその歴史的役割
第一回十字軍及びビザンティンの法律問題
第一回十字軍成功の原因-十字軍到着時における回教世界の無政府状態
シリアにおける第一回十字軍-アンティオキアとエルサレムの征服
聖墓の守護者ゴドフロア・ドゥ・ブイヨン-フランク人占領の性格
ボードゥアン一世の治世
ボードゥアン二世の治世
フールク・ダンジューの治世
エデッサ陥落と第二回十字軍
ボードゥアン三世の統治
アモーリー一世の治世
ボードゥアン四世の治世
ギー・ドゥ・リュジニャン-ハッティンの敗北
第三回十字軍
十三世紀におけるフランク王国の復興と存続-新たな動きと新たな情勢
アンリ・ドゥ・シャンパーニュとアモーリー・ドゥ・リュジニャン
ジャン・ドゥ・ブリエンヌと第五回十字軍
フリードリッヒ二世の十字軍
一二三九年の十字軍
聖王ルイの十字軍
フランク人の無政府状態
蒙古との同盟問題
トルコ帝バイバルス
シリアにおける最後のフランク領の滅亡
第3章 フランク・シリアの文化
エルサレム王国の政治制度
フランク・シリアの防衛-軍事制度
アンティオキア公領の諸制度
フランク人の植民地活動と原住民
フランク・シリアと近東貿易
フランク・シリアの芸術と文学
シリアにおけるフランク人の業績
第4章 リュジニャン家治下のキプロス王国
十三世紀のキプロスの歴史
キプロス十字軍-ユーグ四世とピエール一世
ジェノア人のキプロス占領とマルムーク朝の侵冦
庶子ジャック
キプロス王朝の性格
社会階級、キプロスの富
キプロスの芸術と文学
第5章 キリキアのアルメニア王国
ルーベニアン朝
ヘトゥーム朝
アルメニアのリュジニャン家
アルメニア王国諸制度のフランス化
第6章 コンスタンティノープルのラテン帝国
第四回十字軍以前のギリシア人とラテン人との対立
第四回十字軍
ラテン皇帝ボードゥアン一世の治世
アンリ・ドゥ・エーノーの治世
ラテン帝国の滅亡
ラテン帝国とヴェニスの覇権
第7章 フランス人のモレア公国とアテネ公領
ギヨーム・ドゥ・シャンプリットとジョフロア・ドゥ・ヴィラルドゥアン
ジョフロア二世とギヨーム・ドゥ・ヴィラルドゥアン
フランス人のアテネ公領
フランク・モレア公国の制度の文化
第8章 イタリア支配時代のギリシア
アンジュー家制覇時代のモレア公国
フィレンツェ人のアテネ公領
ヴェニス人とジェノア人の植民地
ロードス島の騎士たち
第9章 のちの十字軍
ニコポリス十字軍
ハンガリー十字軍-フニャディ
コンスタンティノープル陥落からレパント海戦まで
結語 十字軍、ヨーロッパの最初の植民地活動
年表・参考文献・地図・索引あり