世界史大系 第13巻
総説 帝国主義と第一次世界大戦(村瀬興雄)
帝国主義の発達
第一次世界大戦
1 ビスマルク時代(木谷勤)
ドイツ帝国の成立
文化闘争の時代
自由主義からの訣別
議会との闘争
ビスマルクの外交
ビスマルクの没落
2 ドイツ第二帝政(帝国主義ドイツ)(村瀬興雄)
ヴィルヘルム二世
独占資本主義の発展
三級選挙法の問題
ドイツ社会民主党と修正主義
カプリヴィ・ホーエンローエ時代
ビューロー時代
ベートマン=ホルヴェークの時代
3 ロシア帝国の動揺(倉持俊一)
一九世紀後半のロシア
一九世紀後半のロシアの外交
日露戦争
第一革命
ストルィピン時代
4 イギリスの衰勢
内政の変遷(市川承八郎)
一九世紀末の形勢
社会主義運動の発達
帝国主義への転換
二〇世紀初頭の形勢
大戦前の内治・外交
イギリス帝国と自治領の発展(別枝達夫)
イギリス第二帝国の形成と発展
自治領の発展
アイルランド問題
5 アメリカの躍進
一九世紀末のアメリカ社会(中屋健一)
米西戦争と海外発展(本橋正)
革新主義の時代(高木誠)
6 フランス第三共和政(上村正)
共和政の成立
ブルジョア共和政
大戦前のフランス
7 帝国主義の展開
帝国主義の成立(江口朴郎)
世界分割(荒井信一)
アフリカ分割
東南アジアの変化
太平洋諸島の分割
日露戦争と同盟協商体制の進展(荒井信一)
中国分割をめぐる国際情勢
日英同盟
日露戦争をめぐる国際情勢
英独の対立(吉田輝夫)
英独対立の契機
ドイツの帝国主義政策
苦悩するイギリス帝国主義
英独対立の硬化
8 平和への動きと文化(江口朴郎)
二〇世紀初頭の文化と民衆運動
民衆運動の分裂
9 第一次世界大戦の勃発
バルカン問題とロシア(百瀬宏)
列強とバルカンの民族運動
ベルリン会議以後の発展
世界大戦の一原因としてのバルカン問題
オーストリア=ハンガリアの事情(矢田俊隆)
反動的専制帝国の動揺
二重帝国の成立
社会主義運動
バルカン問題と第一次世界大戦
大戦の勃発(斉藤孝)
10 第一次世界大戦
戦局の変遷(吉田輝夫)
各国の内政-イギリス(市川承八郎)
各国の内政-アメリカ(高木誠)
各国の内政-フランス(西海太郎)
各国の内政-ロシア(相田重夫)
各国の内政-ドイツ(村瀬興雄)
城内平和
戦時経済
国内政治の発展とルーデンドルフの独裁
崩壊
11 国際政治の変転(板垣雄三)
戦争の拡大
植民地の再分割
アジアの動向
ヨーロッパ帝国主義外交の崩壊
原色版、年表、別刷地図