図書セカイ タイセン ゲンイン ノ ケンキュウ000011833

世界大戦原因の研究

サブタイトル1~10
編著者名
鹿島 守之助 著者
出版者
岩波書店
出版年月
1934年(昭和9年)10月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
968,41p
ISBN
NDC(分類)
209
請求記号
209/Ka22
保管場所
閉架一般
内容注記
付:引用図書
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

第1編 間接原因
総説
ビスマルク時代の同盟協商
フランクフルト講和後の独・仏関係
三帝協商(一八七二年の三帝会合、露独軍事協定、一八七三年の三帝協約)
一八七五年の戦争脅威問題
近東問題
独墺同盟
三帝同盟
三国同盟
墺羅同盟(独・伊参加)
墺塞同盟
ビスマルク同盟政策の特質
英・伊・墺地中海協定
附、伊・西・独・墺協定
第二回三国同盟
再保険条約
英・墺・伊第二地中海協定(東方或はバルカン三国同盟)
結論
露仏同盟
露・仏の接近
第三回三国同盟並仏国の対伊接近
露仏外交協定(一八九一年八月)
露仏軍事協定(一八九二―四年)
三国協商
英独同盟交渉
日英同盟
英仏協商
ビョルケ協約、第二回日英同盟
英仏並英白軍事協定
英露協商
附、日露協商、日仏協商、日米協商
同盟協商制度の発達
同盟協商制度の変化
伊仏協商と三国同盟
附、伊独軍事協定、伊墺海軍協定
三国協商の結束
附、英仏軍事協定、露仏海軍協定、英・露海軍当局会談
同盟協商制度の結果
中欧国包囲問題と軍備拡張
英・独間の海軍拡張、経済上の衝突並植民地問題より惹起せらるべき争覇戦
仏国の独逸に対する復讐戦
イッレンデンチズムを中心とする伊・墺の衝突
巴爾幹及近東問題
墺・塞両国の衝突
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの併合
露国の君府及海峡政策
バグダード鉄道と独逸の近東政策
リマン・フォン・サンデルス事件
附、大戦直前の独・露関係
露国の海峡占領準備
世界大戦直前の墺・塞関係
ルーマニア
ブルガリア
結論
第2編 直接原因
サラエヴォ暗殺事件
フェルディナンド大公の暗殺
最近に於ける新曝露
ナロドナ・オドブラーナ
黒手組
ボスニアに於ける革命運動
犯人の履歴、暗殺の動機
附、フェルディナンド大公
暗殺の準備
暗殺と墺洪国官憲
ディミトリエヴィッチ大佐と露国の責任
セルビア政府と暗殺陰謀との関係
セルビアの対墺洪国警告
暗殺後のセルビア政府の態度
独・墺交渉
墺洪国の独逸に対する援助の訴
ポッツダム会談(七月五日及六日)
独逸政府の態度決定
カイザーと軍部首脳者との会見
ポッツダム御前会議の伝説
墺洪国の決定
七月七日の閣議
チッサの改説
最後の決定
附、ウィースネル報告
伯林と維納
露・仏の態度
露国の態度
仏国の態度
ポアンカレーの露都訪問
伊・英の態度
伊国の態度
英国の態度
墺洪国最後通牒
墺洪国最後通牒の提出
最後通牒と列国の態度
独逸の紛争局限化に対する政策
独逸の対墺援助
紛争の局限化の政策
紛争局限化に対する努力(七月二十四日)
露国の対策
セルビアの回答
平和維持に対する諸提案
英国の墺・露間仲裁提案
英国の大使会議案(七月二十六日)
墺・露直接交渉
附、墺洪国の対塞宣戦(七月二十八日)
独逸政策の変更
英国の新提案
カイザーのベルグラード担保案(Halt in Belgrad)
露国の回答
露国と協商国
一部動員か総動員か
露国と中欧国
総動員の決定
附、一部動員の発令(七月二十九日)
ツァールの総動員取消
平和提案の失敗
独逸外務と陸軍
英国の提案と警告
独逸の対墺勧告
墺洪国の態度
附、独逸陸軍の策動
露国総動員
仏国の態度
露国の総動員(七月三十日)
墺洪国の総動員(七月三十一日)
独逸の最後通牒(七月三十一日)
独逸の臨戦危険状態布告と最後通牒
平和維持に対する最後の努力
英国の政状並諸提案
仏国の十基米撤退
最後通牒に対する仏国の態度
独逸の宣戦
独逸の対露宣戦(八月一日)
リヒノウスキーの所謂「誤解」
独逸の対仏宣戦(八月三日)
ルクセムブルグ及白国中立問題
英国の参戦(八月四日)
伊国の中立
巴爾幹及近東諸国
ルーマニア
土耳其
ブルガリア
ギリシア
日本の参戦(八月二十三日)
結論
索引あり