南十字星の下をゆく
- サブタイトル
- 大東亜戦争 輸送船九七四丸
- 編著者名
- 高田 正夫 著者
- 出版者
- 甲陽書房
- 出版年月
- 1967年(昭和42年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 347p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ta28
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 編纂:日本船長協会 著者の肖像あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
序(日本郵船株式会社・社長・有吉義弥)
輸送船
戦争と輸送船員
輸送船九七四丸
開戦前奏曲
徴傭の令状で宇品へ急行
さらば、故国よ
突如出動命令下る
若い乗組員の手紙に思わず涙
上海から高雄へ
極東の風雲荒れんとす
行先は馬公
米・英に対し交戦状態となる
宣戦の布告
南方作戦の意義
僚船の敵前上陸成功の報に歓声湧く
英極東艦隊主力艦二隻の撃沈
開戦後の南方方面戦況
リンガエン湾敵前上陸
出陣の前夜祭と二人の印度青年
出撃、ルソン島西岸リンガエン湾に向かう
船団は南支那海を圧して進む
リンガエン湾敵前上陸敢行
上陸直ちに戦闘開始
巴洋丸の爆沈
輸送船次々と砲撃さる
九七四丸砲撃さる
上陸部隊の苦戦
戦地の餅つき
思い出のリンガエン湾を後に高雄へ向かう
潜水艦ならぬ鯨の汐吹き
戦場の洋上に迎春
武運めでたく前進基地に帰還
軍および報道陣の船員観
第二次作戦に服務するため香港へ回航
香港攻略の沼兵団長と三十数年振りの再会
ウイスキーと香水、チーズと靴墨
飢えに堪えかねた旧知の中国人訪ねくる
スマトラ作戦
第二次の任務へ
香港を後にいよいよスマトラ作戦の途に就く
輸送船次々と敵潜水艦の攻撃を受く
無事カムラン湾に入港
別れて行った思い出の人々
兵団長と輸送船船長
スマトラ出撃再度の延期
釣った魚で一献傾けて佐野兵団長と別れる
さらばカムラン湾よ
我艦隊の敵艦砲撃
魚を追い回す発動機船群
赤道を通過して南進は続く
次々と敵機来襲
南海上空の空中戦
敵機ガソリンを噴出しつつ遁走
不幸旺洋丸に爆弾命中
敵人多数海上に漂流
落下傘部隊パレンバン市降下に成功
大砲撃戦展開さる
永興丸、広隆丸の両船傷つく
深夜ムントク突入に成功
敵前上陸に成功
敵前上陸後のムントク泊地
蘭印機つばめ返しの来襲
残念! 但馬丸に爆弾命中
あわれ友軍機一機悲壮の最期
火ダルマとなって流れ行く敵船、鼠のように逃げて行く敵小艇
但馬丸再び被害
日本兵の思いやり
パレンバン攻略の主力部隊船団来たる
悲喜交々の情報に悲しみあるいは喜ぶ
ダンケルクの二の舞
中国人苦力、英将兵を指揮使役
会者定離の僚友
戦場から便りくれた青年将校今いずこ
爆弾の破片九七四丸に落下
カムラン以来の護衛艦川内と別れる
捕虜いわく日本機の爆撃は無茶苦茶だ
友軍機続々参集
自沈海軍機の引揚
自沈機勇士の慰霊祭
敵国人の屍体船側に集まり寄って来て、またいずこへか消え去る
いよいよ出港命令きたる
念願していた勇士の遺体を収容
九七四丸以下の第一次帰航船団、昭南行きに変更
ムントクを後にシンガポールに向かう
蘭印機第十三次来襲、敵機撃墜
蘭印機第十四次来襲、またまた敵機撃墜
さらばムントクよ!
赤道を通過して北半球へ帰る
シンガポールへ
スマトラ北部作戦
スマトラ島北部作戦に出動のこととなる
シンガポール港内の惨状に激戦を思う
佐野兵団長からの便り
作戦という名の下に操船する船長の苦心
第三次出陣
船団はマラッカ海峡を進む
蘭印軍ついに降服
南遣の帝国艦隊と会合
クタラジャ敵前上陸に成功
任務を了えて再びシンガポールへ
敵側商船を拿捕す
シンガポール(昭南)に無事帰還、海を隔てて僚友たち呼び合う
夢は故山へ
集結の輸送船はまた別れてそれぞれの新任務へ
昭南港付近とマラッカ海峡に敵潜水艦出現
ジャワ島攻略の僚友はその苦闘を語る
敵の潜水艦に馬乗り
別離は寂し、常備の高射砲大隊と別れる
北部スマトラ作戦第二次輸送の途に就く
ベラワン泊地に入進
揚陸了えて再び昭南へ
インドネシヤ人とはどんな民族か
ラングーンへの輸送任務
U作戦ラングーンへの大輸送始まる
海軍監督官九七四丸を去る
友はジャワ作戦の苦戦を語る
八重、春晴の二輸送船ペナン沖で敵潜水艦の攻撃を受けて沈没
セイロン島のコロンボ初空襲と印度本土爆撃
僚船、僚友の悲報を聴くたびに心悼む
U作戦第三次輸送のため昭南出港
三たびマラッカ海峡を渡る
敵機日本本土初空襲の報に憂色みなぎる
悪潮流下にラングーンへ入港
ラングーンを後に昭南へ
敵潜水艦見ゆの信号に緊張す
無事昭南へ帰還
懐しの故国へ
単独航行サイゴンへ
いよいよ危険海面の突破
笑われない笑話
サイゴンに入港
敵潜水艦しきりに出没
コレヒドール要塞陥落の報に歓声上がる
単独航行でサイゴンを出港高雄に向かう
怪しげな物体に直進
輸送船の悲哀
無事高雄に入港
豪華客船大洋丸の遭難
馬公を経て懐しの故国へ
故国帰還
輸送船、輸送船員はかく戦った
基地出動後の輸送船
船と船長
神々しい日の出に救われた機関長
船員の隠れた努力(肩を踏台代わりにして兵を救う・人知れぬ苦心)
奇蹟の数々(空中魚雷の昼寝・立ちすくんだ魚雷)
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