図書ソバ000011338

そば

サブタイトル1~10
風味風習
編著者名
植原 路郎 著者
出版者
ダヴィッド社
出版年月
1957年(昭和32年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
242p
ISBN
NDC(分類)
596.3
請求記号
596.3/U36
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

1 「そば」は議論の多い食べ物
愛すべきニッポン的の風味
或る食通家の嘆き
小説に現われた「そば」の味
2 蕎麦屋十五景
3 蕎麦屋の看板
目じるしのいろいろ
絵馬額の形の板看板
蕎麦屋の板看板の起り
4 蕎麦屋の屋号
諸々方々に見る「庵」
由緒ある屋号をたずねて
江戸で名を売った「更科」
「薮そば」と「並木そば」
変っている屋号いろいろ
凝った屋号や「蕎麦所」の看板など
5 蕎麦の容器くらべ
「もり」と「ざる」の場合
「かけ」と「たねもの」の場合
「わりご」と「湯桶」(ゆとう)
6 蕎麦の味試し
どんな店へ行くとしようか?
「手打」と「機械打」
山家の「そば」の味
うどん一尺・そば八寸
そば粉とうどん粉の配合
七六対二四の比例
ツナギの有無は好みによる
蕎麦屋のふところ算段
7 蕎麦の産地
年産額は全国で百万石以下
「信州蕎麦」をたずねて
南信の蕎麦どころ
北信の蕎麦どころ
「柏原の蕎麦」が信州の代表
8 信越線の蕎麦どころ
碓井峠を越えて
列車は更級郡を過ぎ長野へ
おらが蕎麦=一茶のふるさと
妙高山をめぐって
「更級」という土地
信州名物「真田汁」
9 さらしなの味
色と舌ざわりと姿
「さらしな」は胚芽の部分
京都河道屋の蕎麦研究
「御膳さらしな」「御前さらしな」
10 「たねもの」と「変りそば」
麺類食堂の品書き
特殊店の変った品目
手の混んだ「たねもの」
「鴨南ばん」と「天ぷらそば」
「変りそば」いろいろ
風趣豊かな「そばかき」
11 出雲そば(わりごそば)
色が黒くて短い「そば」
特徴は念入りの薬味
出雲ふうの「釜揚げ」
12 「わんこそば」聞き書
毎年恒例の選手大会
風変りな容器と薬味
珍らしいサービス振り
13 縁起・行事・儀礼の「そば」
大晦日(おおみそか)の「年越そば」
七転八起を想わせる「そば」
江戸っ子にもこういう例外
寒い山家の「年越そば」
厳粛な「法要そば」の儀式
桃の節供の「お雛そば」
おもしろい農家の行事
京都の「大文字そば」
14 諸国のそばくらべ
所変れば品かわる
15 おみやげの乾そばと菓子
打ち立てのような味を出す
「乾そば」は莫迦にできぬ
「そば菓子」のいろいろ
16 蕎麦の科学
花の数は一茎に四、五百
秋蕎麦の種まきは真夏
一茎の植物で五色の彩り
「蕎麦」という文字
蕎麦粉の栄養価値
蕎麦粉の薬効について
17 江戸っ子と「そば」そのほか
新そばの味に誘われて
落語に現われた「そば」
「深大寺そば」の起り
江戸と「中野蕎麦」との関係
そば屋でちょっと一杯
いい蕎麦屋の酒は上等
18 蕎麦の歴史をたずねて
19 「そば」よもやまばなし
附録あり
索引あり