すまひといふく
すまひ
四円五十せんで茶庭をつくる
力業をやれ
木は高いから青い草ものを買ふ
つくばひ出来上り
涸沢
自分で窓をあける
窓の知識
一と巾でうすい座ぶとん
縁日の植木
住居の花
いふく
経済で日本的な服。下は男の
シヤツでいゝ
空襲と防寒具
男ものの廃物利用
ムダなく必要的なもの
動く人に要るもの
純粋日本の着物地
鞄の手入れ
西洋人の誤り
外国の誤り
木綿の絣で帯を作る
安く出る染め絣
経済的、ゆかたの柄を単衣や袷に
うちの中では羽織をやめて
節約、長じゆばんをやめる
冬でもじゆばんの袖は単衣に
動けない服外国の帽子はぜつたい日本的ではない
ゲートルを作りませう
デザイン
女の作業服(杉原泰子)
活発に動ける服(監沢沙河子)
男のワイシヤツの古も使つて(北田連子)
百姓も出来る服(長倉総子)
ムダギレなしに(小原育子)
飾りなし服(山崎美恵子)
最も簡単な裁ち方(桜田博子)
由自に働ける服(鈴木千代)
男のズボンもはく(高島喜恵子)
古めいせん縞で(上田満子)
古い縞もの改造して(張間閨子)
通勤服(今田敏子)
質素な服(マス・ケート)
防空や防寒の用意(小山美代子)
鳥屋の夕(横光利一)
桜の小袖(長谷川時雨)
希望を言へば(武者小路実篤)
つぎはぎの着物(森田たま)
着ごなし(藤原あき)
土地のない家(兼常清佐)
軍人のみだしなみ(三徳四水)
袷(岡田八千代)
美しい家(林芙美子)
楽しい生活(村岡花子)
色を覚える(佐野繁次郎)
日本間と洋間の区別(谷口吉郎)
古老に訊く(吉田五十八)
経済は洗ひ張りかげん(柴崎吉太郎)
国民生活と衣服(青木秀夫)
戦争とみだしなみ(田中千代)
節約の美しさ(伊東茂平)
西洋人の帽子はぜつたい日本人向ぢやない(斎田あき)
すまひの事(間喜三郎)
洋服の手記(河井章子)
きもの読本(安並半太郎)