昭和財政史 第9巻
国有財産
第1章 戦時の国有財産の喪失と終戦時の国有財産の状況
国有財産の喪失
終戦時の国有財産事情
第2章 国有財産管理体制の転換
旧軍用財産の大蔵省への移管
国有財産活用の促進
旧軍財産(艦艇)の解撤
第3章 賠償指定国有財産の保守管理
賠償指定国有財産
保守管理行政と旧軍人の処遇
賠償指定機械類の搬出
第4章 財産税物納財産の処分
物納による財産税納付
物納財産の管理・処分
第5章 日本国憲法施行と国有財産行政
国有財産法の改正
皇室財産の国有財産移管
社寺境内地国有財産の処分
国有財産管理機構の拡充
第6章 国有財産払下げの促進
旧軍用財産の貸付、譲渡の特例とその拡大
旧軍港市国有財産の処理
特別都市建設の諸立法と国有財産の譲渡
国有財産特別措置法の制定
国の不用財産の調査、処分
その他の国有財産処理
第7章 国有財産管理の諸問題
連合軍に対する国有財産の貸付
公務員宿舎の建設と管理
国有財産の適正評価の諸問題
国有財産の増減計算
造幣
第1章 戦時の造幣行政と終戦前後の状況
鋳貨用資材の不足と補助貨幣対策の推移
戦後の応急的補助貨幣の製造
第2章 戦後の補助貨幣
戦後の補助貨幣製造計画
補助貨幣の発行・流通・回収
第3章 その他の諸行政
第4章 造幣局の機構と経理
造幣局の機構の変遷
造幣局特別会計法の改正
造幣局特別会計の推移
印刷
第1章 戦時の印刷行政と終戦後の通貨等の状況
戦時の通貨増発と印刷業務の増大
戦局の悪化と国内分断対応策の推進
終戦後の通貨の増大と通貨補填措置
第2章 新種銀行券発行計画と金融緊急措置
新種銀行券発行計画
金融緊急措置と新円証紙の印刷
新銀行券の製造と政府管理工場制度
通貨等製造委員会と印刷局機構の改正
第3章 通貨の増発と通貨供給対応策の推移
高額券の印刷の増大と小額券の印刷停止
経済安定後の通貨製造計画と新様式銀行券の発行
第4章 印刷局行政の諸問題
銀行券以外の諸印刷物の印刷増大
みつまた需給問題
印刷局機構の変遷
印刷局特別会計の制度改正と同特別会計収支の推移
専売
第1章 戦中戦後のたばこ供給強化策と専売益金確保
戦時の需要増加と供給条件の悪化
戦後の財政収入減退と専売益金増強確保対策の推移
たばこ製造増強策の展開
たばこ専売の事業収支の推移
専売事業の諸問題
第2章 塩自給対策の継承強化と方針転換
戦時の塩の供給条件悪化と自給方策の模索
塩自給方針の踏襲と自給製塩の促進
原料塩輸入確保の努力と自給製塩の整理
塩需給調整策の模索と塩割当配給制度の持続
塩専売の財政問題
第3章 戦後のしょう脳専売の再建
戦時のしょう脳専売の展開
戦後のしょう脳専売政策の推移
しょう脳専売と過度経済力集中排除
しょう脳の生産実績、販売価格、販売実績の推移
第4章 専売事業の公社制の実施
公社制度実施の基本方針と専売事業
日本専売公社法と改正各専売法
日本専売公社の経理
日本専売公社の機構
第5章 公社制以降のたばこ専売の推移
たばこ専売政策の展開
たばこ専売の経営問題
たばこ専売事業収支の推移
第6章 塩業政策確立への歩み
国内塩業対策の拡充
輸入塩対策の推移
塩専売事業の推移
第7章 公社制発足後のしょう脳専売
しょう脳専売法の改正
公社制以降のしょう脳専売政策の推移
公社制以降のしょう脳の生産実績、販売価格、販売実績の推移
しょう脳専売の事業収支
付属資料・統計表・図目次