昭和財政史 第1巻
総説
第1章 太平洋戦争の戦局と国内情勢
「絶対的国防圏」とその崩壊
サイパン失陥後の諸情勢
第2章 太平洋戦争の終結
「和平」への胎動
ポツダム宣言・原子爆弾投下・ソ連参戦
ポツダム宣言の受諾と戦争の終結
第3章 連合国の日本占領とその体制
連合国による日本占領の開始
日本占領政策の形成と対日占領の性格
連合国の日本占領体制
第4章 占領下の諸改革
初期の占領政策
占領前期の諸改革
「日本国憲法」の制定と新憲法体制
賠償・終戦処理
第1章 初期賠償政策の形成
初期における賠償政策の立案
ポツダム宣言と初期対日方針
ポーレー中間報告
極東委員会の中間賠償計画
第2章 中間賠償前渡の実施
賠償工場の保全管理
三〇%即事取立ての準備
三〇%即事取立ての実施
賠償工場の転換と使用
第3章 対日賠償政策の転換
第一次ストライク調査団の派遣
経済非軍事化と産業水準
第二次ストライク調査団の派遣
日本経済復興案の形成
第4章 中間賠償撤去の中止
第二次ストライク報告とジョンストン報告
ケナン来日とNSC一三
NSC一三/三の決定
マッコイ声明と撤去中止
第5章 サンフランシスコ平和条約
初期の対日講和政策
ダレス特使の派遣
最終草案の作成
サンフランシスコ講和会議
第6章 個別賠償協定の成立
概観
対ビルマ賠償
対フィリピン賠償
対インドネシア賠償
対ヴィエトナム賠償
日韓会談と日韓条約
その他各国への経済協力
第7章 在外財産
第二次大戦後の在外財産処理
在外財産総額の調査
在外債務の処理
在外財産補償問題
第8章 特殊財産
連合国財産
略奪財産
無体財産権
その他諸財産
第9章 閉鎖機関
閉鎖指令と閉鎖手続
特殊精算の開始
閉鎖機関整理委員会
『昭和財政史-終戦から講和まで-』総目次・統計表、図、略年表目次有り