新編埼玉県史 通史編 1
序章
各章の構成と内容
第1章 旧石器時代
旧石器時代の概要
旧石器時代の生活舞台
気候と海水準変化
植物相と動物相
火山活動と火山灰
旧石器文化の展開
最古の旧石器文化
石器の定形化とナイフ形石器
旧石器人の生活形態
旧石器文化の終焉
細石刃文化の広がり
細石刃文化の様相
第2章 縄文時代
縄文時代の概要
縄文文化の始まり
土器製作の開始
石器の消長
隆線文系土器から多縄文系土器へ
定着的生活の開始
竪穴住居の出現
土器様式の地域性と交流
繊維土器の出現
海進と貝塚の形成
集落と住居
生活と文化
大集落の成立
縄文土器の盛行
土偶と石棒
安行式土器の社会
淡水産貝塚の分布
寿能泥炭層遺跡の発掘
安行式土器
敷石住居と配石遺構
土偶と石棒の盛行
技術の発展と道具
縄文文化の終焉
生活の変化
遺跡の減少
第3章 弥生時代
弥生時代の概要
弥生文化の伝播
黎明期の弥生土器
山地・山麓の遺跡
台地・低地の遺跡
弥生社会への変容
農業社会の形成
関東弥生土器の成立
弥生文化の定着
池上遺跡の稲作
下ツ原遺跡の紡織
金属を模した石器
再葬墓から方形周溝墓
弥生社会の発展
増大する集落
環濠のあるムラ
土器の小文化圏
方形周溝墓の発達
石器の消滅と金属器の普及
集落の拡大
土器の交流
農業技術の発達
第4章 古墳時代
古墳時代の概要
古墳文化の始まり
方形周溝墓群の増加と変容
古墳の出現
宝器から祭器の副葬
五領・和泉期の集落
前方後円墳と古墳群の形成
前方後円墳の形成と分布
埼玉古墳群と金錯銘鉄剣
武器・武具の副葬
埴輪
鬼高期の集落
信仰と祭祀
古墳社会の変容
横穴式石室の盛行
群集落の分布
横穴墓
須恵器の副葬
古墳の終末
大和王権と武蔵国造
金錯銘鉄剣の語るもの
古典が語る古代の武蔵
飛鳥時代の武蔵
第5章 律令制下の北武蔵
大化改新と東国
東国国司の派遣
石舞台と横見評
武蔵国の設置と律令体制の展開
国と郡
郷と戸
土地制度と公民の負担
律令制下の交通路
民政への配慮
渡来人の活躍
高麗・新羅郡の設置
渡来人の信仰
武蔵豪族と東国人の活躍
豪族の出現
西国警護と東国人
東北経略と武蔵
律令制下の遺構と遺物
条里遺構
農業遺構及び農具
住居・集落及び生活用具
手工業遺跡
特殊遺構と遺物
調庸品目からみた武蔵と板東の産物
第6章 荘園と武士団
律令制の変質
勅旨田の勅旨牧
律令制下の東国荘園
郷の変質
国司制の変質と将門の乱
地方政治の乱れ
将門の乱と武蔵
平忠常の乱と武士団の成長
平忠常の乱と清和源氏の台頭
板東八平氏の武蔵七党
武士団の活躍
前九年の役・後三年の役と板東武士
保元・平治の乱と武蔵武士
第7章 宗教と文化
神祇制の展開
官社制の成立
神階授与と世情
神戸の設置
武蔵国の式内社
武蔵国一宮
仏教の弘布
仏教の移入
武蔵国分寺・国分尼寺の建立と北武蔵
平安仏教と武蔵
慈光寺と小水麿経
畿内有力寺院の封戸
寺院跡と瓦
仏教遺物と仏教遺跡
仏像
文学にあらわれた武蔵国
奈良時代文字の中の武蔵国
平安時代文学の中の武蔵国
口絵目次・写真、図表目次有り