群馬県史 通史編 3
概説 中世上野の社会と文化
中世上野の自然と社会
仏教界の新しい動き
中世の遺跡と遺物
第1章 上野における中世のはじまり
荘園公領制と武士団の成立
火山災害復興と荘園公領制の成立
赤城山南麓の荘園・公領と武士
新田荘と新田氏
西毛の荘園・公領と武士
中毛の荘園・公領と武士
北毛の荘園・公領と武士
源平争乱と上野武士の動向
源義賢勢力の形成と没落
保元・平治の乱と上野
木曾義仲の上野入部
新田義重の「自立」
頼朝勢力の形成
第2章 鎌倉幕府体制の樹立と上野
守護と御家人
上野国守護人安達盛長
上野御家人制の形成
城資盛の乱と佐々木盛綱
守護人安達氏の上野経営
新田一族の発展
幕府政治の進展と上野御家人
第3章 北条氏専制支配と上野
社会と経済の発展
中世村落の展開
西毛の交通と交易
世良田の宿と市
安達泰盛の没落
安達氏の信仰と文化遺産
霜月騒動
得宗領国化の進行
上野における北条氏権力
得宗勢力の進出
大谷道海と長楽寺再建事業
第4章 南北朝内乱と上野
新田義貞の蜂起と幕府の滅亡
新田義貞の蜂起
鎌倉攻め
建武政府の成立と新田義貞
新田義貞の転戦
内乱の開始
京都合戦
北陸路の死闘
新田一族の活動
室町幕府の成立と守護上杉氏の上野支配
室町幕府の成立と上野
観応の擾乱と上杉憲顕の没落
山内上杉氏と上野
南北朝内乱と上野武士
南北朝内乱期の新田岩松氏
備後守護岩松頼宥
内乱と上野武士
第5章 室町時代の上野
関東の情勢と上杉氏
鎌倉府と上野
守護上杉氏と長尾氏
上杉憲実と永享の乱・結城合戦
室町時代の上野の償還と国入
室町時代の上野の荘園と公領
岩松氏と新田荘の検注
上野国人と上州白旗一揆
関東の戦乱と上野
享徳の乱と上杉・長尾氏
長尾景春の乱と五十子陣
岩松氏の盛衰
上杉氏の衰退と上野の諸勢力
上杉顕定から憲房・憲政へ
総社・白井・足利の三長尾氏
横瀬(由良)氏の発展
長野氏・小幡氏の発展
第6章 戦国動乱と上野
上杉謙信の関東侵攻と由良氏
上杉憲政の上野退去
戦国時代の東上野
上野一揆のゆくえ
「越山」と上野
北条高広と厩橋
武田氏の西上野侵攻
真田氏の吾妻攻略
武田信玄の箕輪城攻略
武田氏の西上野支配の展開
越相同盟の成立と由良氏
越相同盟の成立
「国分け」と縁組み
越相同盟の解体
後北条氏の上野制覇
御館の乱と上野
武田氏の滅亡と滝川一益の進出
後北条氏の上野進出
後北条氏治下の上野
天下統一と上野
沼田領問題とその帰結
豊臣軍の上野侵攻
戦国武士のゆくえ
第7章 中世の生活と文化
中世の上野-人と自然
風土とくらし
農民のくらし
人と物の往来
中世の道
さまざまな旅人たち
宿と市
連歌黄金時代の上野国人衆
長楽寺をめぐる人々
新田氏と長楽寺
長楽寺の法灯
長楽寺の寺院生活
『永禄日記』の世界
信仰の世界一
天台・真言宗の流れ
浄土信仰のひろがり
禅宗の展開
円月と吉祥寺
信仰の世界二
『神名帳』の神々
変容する上野の神々
語り物と伝法史料
熊野先達と伊勢御師
草津白根山と修験道
遺跡・遺物の語る中世
寺・堂・墓地
中世石造物
仏と神たちの姿
中世の建築・絵画・梵鐘
城と館
写真目次・表目次・図目次・付録有り