神奈川県史 通史編 5
総説-大正・昭和時代の社会と政治の推移-
第1編 大正期
第一次大戦と県政
開戦と県民および県行政
県民の参戦観
戦時下の地方行政
「戦時気運」と産業奨励策
大戦下の県政と市政
工業化と政治問題
実業と立憲意識の広がり
立憲政治への底流
立憲政治と地方改革への動き
「国民の政治」への道
地域ぐるみの環境改善
米騒動と社会行政の展開
米価問題と米騒動
地方行政の変化
民力涵養運動
民力涵養大会
民力涵養実施の事情
民力涵養運動の実績
「大正デモクラシー」と社会問題
「デモクラシー」下の社会情勢
友愛会支部の成立と発展
ヴェルサイユ講和と世論
一九一九年から二〇年の普選運動
一九二二年から二三年の普選運動
教育条件の整備
初等教育の変貌
国民道徳の養成と中等学校
社会教育と青年団
本格化する労働運動
戦後恐慌前後の労働運動
労働運動の分裂と拡大
農村の変化と小作争議
大戦後における小作争議の展開
農村社会の変化
都市の発展と都市改造運動
本格化する都市問題
都市改造の試み
関東大震災と県民・県政
災害の実情
地帯別にみた被害状況
災害と県民の動静
県下の戒厳令と災害対策
戒厳令と災害処理の経過(一)
戒厳令と災害処理の経過(二)
県民の復興作業の実情
震災復興の組織づくりと町村長会
市町村の復興作業の一端
震災後の社会情勢と郡制廃止問題
思想善導のなかの社会状態
郡役所廃止と町村自治の涵養
第2編 昭和前期
昭和恐慌前後の県政
金融恐慌の社会への影響
行財政問題と社会不安
恐慌下の県民の社会生活
不況下の普通選挙の実施
普選による総選挙と県民
県会議員選挙の動向
恐慌と県政・町村政
恐慌対策の基調
公私経済緊縮運動の実情
「非常時局」の展開
農山漁村経済更生計画
昭和恐慌下の都市と農村
経済更生計画と運動の推進
満州事変と「国体明徴」運動
「時局匡救」のかげの民衆行動
準戦時体制への道
準戦時下の文化と教育
教育運動の弾圧と軍国青年の養成
中等学校進学の道と勤労作業への道
太平洋戦争下の県民と県政
日中戦争と県民の動向
戦時体制への道
軍需工業地帯の形成
「聖戦」と労働運動
統制強化と農村
工業地帯の拡大と労働者
翼賛政治の状況
戦時下の政治統制
食糧統制の強化
軍都の建設と拡張
産業報国会組織の底辺
戦時下の教育行政・財政
小学校から国民学校へ
中等学校制度の変更
決戦下の学校と言論統制
太平洋戦争下の県民生活
「聖戦」下の県民
食糧増産体制の不安
都市機能の低下
「銃後」の総動員
県民の戦争災害
戦争破局の状況
本土決戦の根拠地
都市無差別爆撃の展開
「終戦」をむかえる県民
第3編 現代
占領・復興期
連合軍の進駐と神奈川県
進駐軍と神奈川
占領下の神奈川県政
占領下の県民生活
過渡期の県政
戦後県政のスタート
変化への胎動
過渡期の課題
転換する地方制度
社会運動の再生
戦後労働運動の出発
労働組合運動の発展
農漁民運動の再生
かわりゆく社会運動
教育の再建
占領下の教育
新教育制度の発足
日本国憲法下の県政
新しい県政の担い手
新憲法下の県政の構造
新県政の課題
復興の模索
「経済復興」期の県政
県財政の状況
「経済復興」への道
行政手法の変容
講話後への動き
高度成長期
県行政と市町村の再編
町村合併の社会的背景
町村合併の推進過程
町村合併をめぐる争論と紛争
町村合併と高度成長
人口の急増と都市化の進展
県域工業開発の進行
都市化のなりゆき
都市化社会と県政
平和運動と基地反対闘争
平和運動の展開
広がる基地反対闘争
六〇年安保闘争
労働組合運動の展開
地評の結成と全労神奈川の組織化
春闘労働組合運動
労働組合運動の再編
工業化と公害問題
取締体制から調整体制へ
復興する京浜地帯の公害反対運動
都市環境の悪化と市条例制定の要求
公害事前防止へ
拡大する教育条件
苦悩する教育
勤評神奈川方式と高校教育
「工業化」以後
開発の中の社会問題
高度成長政策の帰結
悪化する生活環境
荒廃する県土
自治と住民参加
住民福祉と地方自治
自治体経営と住民運動
地域住民と参加型自治
公害反対運動
公害行政先進地帯としての神奈川
コンビナート公害と住民生活環境
公害への憤り
良好な環境の回復に向かって
自然・文化財保護運動
胎動する市民・住民の保全運動
「環境から」「自然生態系」へ
自然と人間の共生する地域社会へ
住民運動の現段階
消費者運動の発生と背景
消費者運動の発展
石油パニック下の運動
消費者行政の展開
執筆分担一覧
年表
付表有り