神奈川県史 通史編 4
総説-明治時代の地方政治と社会風土-
第1編 明治維新と神奈川県
神奈川県の成立
変革期の相武
神奈川県成立の特異性
横浜の繁栄
王政復古と相武
神奈川県の誕生
神奈川裁判所の開設
神奈川県の設置
県行政の発足
版籍奉還と諸藩の藩政改革
王政復古政変と小田原藩
小田原藩の勤王声明
箱根戦争と小田原藩
版籍奉還と藩政改革
開港場の新文化
横浜絵
新聞の発刊
キリスト教の伝来
神奈川県の再編と諸改革
廃藩置県と新神奈川県
足柄県の設置と廃止
地租改正
地租改正実施への動き
神奈川県下の地租改正
地租改正をめぐる農民の動向
「学制」改革
「学制」前の教育機関
「学制」の施行と小学校の設立
小学校の維持と就学の実情
徴兵令の頒布と施行
徴兵令の制定
徴兵の実情
西南戦争と県民
文明開花の諸相
交通・通信機関の開設
電信の開通
郵便の開業
鉄道の開通
通信網の伸張
キリスト教の移入
禁教下における宣教師の活動
外国人を対象とした教会
日刊新聞の誕生
初期の新聞と雑誌
洋式の建造物
文明ことはじめ
廃仏と神道の再編
神仏分離の実情
神社の創建と社格
丸山教の開教
第2編 明治前期
地方三新法の成立
大区・小区制
統治機構の再編成
大区・小区制の展開
初期の県会
地方三新法と神奈川県会の発足
最初の予算と県会審議
郡部会・区部会の設置
県会と政府の対立
郡区・町村の編成
郡区の編成と機構
戸長と町村会
三新法体制の展開と動揺
自由民権運動
国会開設運動
その前夜-運動の発端-
広がる運動
県令の妨害
福沢諭吉と相州
県会のたたかい
結社の発展
多彩な結社の誕生
結社の総括
自由党と立憲改進党
自由党の結成
三多摩地域の自由党
愛甲郡自由党
県下の立憲改進党
自由民権運動の思想
自由民権思想の普遍性
憲法構想
人民に対する認識の問題
松方デフレと県下の情況
松方財政と地域の状況
激化する農民騒擾
武相困民党のたたかい
地租軽減運動
困民党と自由党
自由民権運動の変容
国会開設期限短縮の建白
大阪事件への参加
三大事件建白・条約改正反対運動
議会政治の発足と県政
地方官官制の制定と県庁機構の整備
地方官官制の制定と県庁機構
地方官僚の身分と任用
神奈川県の官吏とその配置
郡制 市制 町村制
町村合併の基本方針
町村制実施をめぐる紛議
郡制と県民
帝国議会の開設と県政
民力休養問題と地方的利害
民力休養と県会
積極主義と県会
民党の動向
帝国議会の開設と政党
選挙干渉と政党
高座郡の「血戦」
三多摩の東京府移管
三多摩郡移管の歴史的経緯
内海神奈川県知事内申の役割
賛成反対両派の動静
法案審議の経過
三郡移管とその後
明治前期の渉外と文化
横須賀軍港の形成
横須賀鎮守府の設置
横須賀造船所の実績
県行政と渉外問題
外国人居留地の造成
入港外国船にかかわる著名事件
キリスト教の展開
プロテスタント教会各派の伝道
カトリックとギリシャ正教
学校教育の拡充
初等教育の展開
師範教育と教員団体の興起
中等教育と私立各種学校の消長
第3編 明治後期
日清戦争と神奈川県
県民と戦後経営の問題
開戦と県民の状態
都市と農村の変化
都市社会問題
地主派と商人派
労働問題の発生
「職人」・「職工」の世界
労働組合の誕生
労働者と工場法
同盟罷工
都市問題の展開
都市問題の深化
デモクラシーへの道
普通選挙権運動
『平民新聞』のころ
明治末期の社会運動
日露戦争・戦後の県政と県民
日露戦争下の体制
戦争と県民の動静
戦時行政の展開
戦争終結をめぐる動き
地方改良計画とその運動
地方改良会の結成事情
地方改良運動の実施
模範村と地方改良のゆくえ
護憲・廃税運動と政治情勢
横浜を舞台とする護憲の流れ
「立憲主義」と県民の関心
都市商業工業者と廃税運動
明治期の社会と文化
交通通信網の拡充
幹線鉄道の開通
私設鉄道の開業
電話交換の開始
教育の普及
初等教育と戦争
初等教育の普及と教育費
中学校と高等女学校
実業教育の進展
社会生活と女性
文明開花と女権へのめざめ
社会の中の女性
女性の社会活動
明治の文化
明治後期の新聞
湘南地方の開発
明治の文人と作品
執筆分担一覧・年表・付表有り