神奈川県史 通史編 2
総説-幕藩体制の整備-
第1章 徳川氏の関東入封と相武の地
江戸築城と家臣の配置
徳川家康の関東入封
相武の直轄領とその支配
相武の家臣団配置
後北条氏の遺臣たち
徳川氏の検地
相武の天正検地
相模国の天正検地
武蔵三郡の天正検地
相武の文禄検地
小田原藩の成立
大久保氏の入封
大久保氏の領国経営
第2章 江戸幕府の成立とその支配
幕府直轄領の支配
江戸幕府の成立と直轄地
代官頭の消滅
小泉次大夫と二か領用水
近世前期の藩領とその支配
相武の藩領
久世広之とその支配
交通路の設定
東海道の成立と発展
甲州道中の特徴
脇往還の成立と発展
関所
海上・河川交通
第3章 小田原藩政の展開
大久保氏の改易と阿部氏の入封
大久保忠隣の相続
忠隣の領国経営と失脚
番城時代と阿部正次の入封
稲葉氏の入封
稲葉正勝の入国
稲葉正則の襲封
稲葉氏の領国経営
拡大する領国
藩体制の確立と家臣団
小田原藩財政の基礎
藩政の推移
城下と村むら
領内の町と村
旗本知行
相武の旗本領
増加する相武の旗本領
寛永地方直しの実施
元禄・宝永地方直しの実施
旗本領の構造と支配
旗本領の構造
旗本領の支配と村
第5章 近世村落の成立
村の構造
村のはじまり
検地と村
村の機能
村内の構成
村の秩序
村人の移動
入会山と水論
村と林野
水論と漁論
市と町
市と町の地域的分布
当麻市の盛衰
久保沢・原宿両市の対抗
近世前期の商品流通
家
家についての概観
「下人」から「百姓」へ
分家の成立
家と小名村と村
第6章 寺社と庶民の信仰
寺社と寺社領
寺社の概観
寺社領の概観
鎌倉郡の寺社
鎌倉郡の寺社と寺社領農民
諸郡の寺社
諸郡の寺社と寺社領農民
寺社祠堂金
寺社参詣と庶民信仰
寺社参詣の繁栄-江の島と大山-
大山御師の活動
村の小祠と鎮守
民間信仰と講
道祖神と庚申塚
祭礼とその取締り
御札降り
執筆分担一覧
年表
付表有り