彩
- サブタイトル
- 編著者名
- 資生堂 企画/小学館 編者
- 出版者
- 資生堂
- 出版年月
- 1986年(昭和61年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 31×
- ページ
- 179p
- ISBN
- NDC(分類)
- 757
- 請求記号
- 757/Sh89
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 彩を詠む
[エッセイ]紫―日本の四季に思う(加藤三七子)
春 たゞ霞む春の山あり遠眼鏡(虚子・ほか)
夏 夏の潮青く船首は垂直に(誓子・ほか)
秋 雁や残るものみな美しき(波郷・ほか)
冬 一枚の冬波湾を蔽ふとや(素十・ほか)
第2章 彩を染める
[エッセイ]色(中里恒子)
歓喜の彩り〈奈良時代・正倉院裂にみる〉
雅の彩り〈平安時代・重色目にみる〉
幽玄の彩り〈室町・桃山時代・辻が花染にみる〉
光輝の彩り〈桃山時代・摺箔・縫箔・唐織にみる〉
陰影の彩り〈江戸時代前期・鹿の子絞りにみる〉
多彩の彩り〈江戸時代中期・友禅染にみる〉
いきの彩り〈江戸時代後期・小紋にみる〉
絢爛の彩り〈そして……集大成された染職の美〉
[色彩講座]2 植物染料の色(山崎青樹)
第3章 彩を焼く
[エッセイ]視覚より触感を(白洲正子)
赤 白い素地を精巧な筆致で彩る赤絵
藍 初期伊万里の昔から愛されてきた染付
緑 碧玉のきらめきを思わせる緑釉陶
黄 使うほどに味わいの深さを増す黄瀬戸
茶 土のぬくもりと火色の絶妙が魅力の備前
白 桃山の豪儀な茶陶を受け継ぐ志野
[色彩講座]3 釉薬と陶磁の色(竹内順一)
第4章 彩を味わう
[エッセイ]美し国のうまし色・味(酒井美意子)
日本料理の五彩
伝統が生きる老舗の彩
第5章 彩を愛でる
[エッセイ]色と個性(朝倉摂)
漆の小箱 椿撩乱、闇にささめいて(千代芳子)
舞扇 金・幽玄なる月光の美(馬場あき子)
懐飾り 秘めたる彩のあでやかさ(池田重子)
継ぎ紙 料紙・優婉な日本の意匠美(近藤富枝)
ガラス杯 光と影が奏でるきらめきの彩(辻協)
袱紗 贈る心の華やぎを繍い綴る(岡見敦子)
油壷 赤絵に偲ぶ女のロマン(笠井春子)
帯留め 焼き物の彩に宿る思い出(谷崎松子)
櫛 燦然と蒔絵の輝き(岡崎智予)
花緒 足もとに咲く花のごとくに(岡部伊都子)
[色彩講座]5 時代に表われた色(長崎盛輝)
第6章 彩を粧う
[エッセイ]母のパフ(尾崎左永子)
口紅 赤化粧・その一
頬紅・爪紅 赤化粧・その二
白粉 白化粧
眉・お歯黒黒化粧・その一
黒髪 黒化粧・その二
[色彩講座]6 化粧料の変遷(吉田光邦)
第7章 彩を創る
石井幹子 照明デザイナー
ワダエミ 衣装デザイナー
福沢エミ 造形作家
合田佐和子 画家
宮脇愛子 彫刻家
第8章 彩を心得る
赤
ピンク
橙・茶
黄
緑
青
紫
白・黒・グレイ
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