大東島誌
上篇 南大東島
緒言
第一章 探検時代
我が版図に入る
最初の渡航
上陸後の処置
漂流の遺跡
第二章 開墾の計画
開墾の心得
前出願者の失敗
玉置翁現はる
奈良原知事視察
志賀氏の観察
玉置翁の偉績
第三章 開拓創始
適作物選択
小作権の割当
防風林の設置
東洋精糖に移譲
第四章 開墾整理
全島測量
十年計画
道路水路橋梁
堀揚畑工事
苗団地
附帯事業
事業成績
第五章 甘蔗栽培
耕作の第一歩
玉置翁の方針
試作場の設置
蔗作面積
蔗作の変遷
当時の生産費
蔗作改良要項
旧慣打破
現在の耕作法
現行町当工作費
第六章 蔗作の現況
試験場設置
蔗作奨励事項
地力と肥料
甘蔗品種
病虫害と駆除
直営苗圃の設置
原料生産計画
第七章 精糖工場
工場の沿革
現工場建設
改造及増設
酒精工場
附属事業
第八章 土地の整理及改良
整理の進行
動力使用
農具改良
堆肥製造奨励
緑肥栽培奨励
第九章 農事改良方針
主要の眼目
蒸気犂使用
土地の改良
品種更新収量向上
金肥施用奨励
自作農場設置
五町歩均一主義
副業奨励
第十章 造林事業
開拓前後の状態
植樹の必要
植樹施設
大正九年以後
植樹発育状態
今後の方針
第十一章 畜産業
主なる畜産
畜牛
畜産組合の組織
牛馬市の成績
豚及山羊
養鶏
家畜収入
漁業
第十二章 労力関係
仲間移住概況
移入帰還及在島
仲間賃金
生活状況
貯金
仲間に対する施設
使用状態及取締
仲間募集
募集費及契約
第十三章 自然界の現象
地勢の概要
面積及地質
土壌の説明
気候の変化
各種の統計
第十四章 島民生活の現状
会社施設の概要
人口の推移及風習
島内の秩序
記念碑
緑蔭懇話会
在郷軍人会
県人会
上陸記念日
第十五章 運輸交通
島外との交通
上陸及揚荷設備
北島との交通
鉄道
道路
郵便
電信電話
物資の移入
移入品各統計
下篇 北大東島
第一章 天然の形勢
自然の楽土
成因及地質
気候
第二章 沿革概要
最初の占有
燐鉱採掘
燐鉱の利用
第三章 燐鉱事業
鉱区
鉱量
採鉱運搬
第四章 精糖事業
事業の推移
精糖及耕作
第五章 植林及副産業
植林
副産業
第六章 人口及交通
人口の増減
内地との交通
港湾
其他の機関
第七章 島民生活一班
教育衛生
社会的設備
各種統計
附録あり
附録目次あり