忠烈余芳

忠烈余芳
千鳥の一曲
壮烈の文字
一寸した仕事
領勲状
決死の請願
面白き海戦
氷の山氷の海
吾人の本分
桜と散るべき運命
悪運の強き男
勇敢なる柁手
水不能漂火不能焼
敷島の花
血書の志願書
山遊びの様なもの
弾雨中の短艇
女々敷繰言は大禁物
挨拶状
鰹節を送て下さい
先立つ不孝
暇乞状
白雲艦の奮戦
此の父母にして此子あり
父母を弟に托す
風流大尉
今の易水
雪も寒さも何のその
初陣の書
孝行少尉
笑を含んで死地に入る
非常の時機を待つ
太郎兄！
時節到来
紀念の洋杯
読んで字の如し
小隊長殿
軍旗を敵弾に曝す
一は壮絶一は悲絶
犬死なぞはす可からず
友は死し己は傷く
御信神の御蔭
断腸の一言
満洲の花見
黒城の月
覚悟の上や桜狩
十年鍛へし此の鉄骨
舷頭に腹十文字
嫩葉にして枯る
軍旅の間病母を懐ふ
忠孝友愛
車中の桜花
大封筒に小書信
艦中の観花宴
瑞兆の鷹
霊鷹の捕獲者
戦友の功名を羨む
命を天に任すのみ
遺品の鏡
人間行為の真正動機
好箇の死処
悲惨なる夢
帰れば金鵄勲章
一死以て成功を期す
報国の誠思母の情
烈公の孫
泣いて呉れるな
戦死の快報
雷轟霆撃
仁川港外の海戦
旅順の海戦
其二
其三第一次閉塞運動
其四
其五
其六
其七第二次閉塞運動
其八
其九第三次閉塞運動
浦潮斯徳の砲撃
金州丸の遭難
定州の占領
鴨緑江畔の戦
九連城の占領
海軍の合同砲撃
占領後の追撃
湯山城の追撃
鳳凰城の占領