たゆみなき進撃
推せんの言葉(三州倶楽部会長・岩切重雄)
第1編 ハワイ奇襲、米西岸敵艦船奇襲、交通破壊戦、真珠湾飛行偵察―機動部隊哨戒隊(イ19、21、23
母港を後に集合地へ
集合地発東へ―ハワイ奇襲
ハワイ方面より米西岸へ
米西岸奇襲、交通破壊戦
米西岸を去り真珠湾飛行偵察へ
偵察を終え基地クエゼリンへ
基地発、次回作戦準備で横須賀へ
第2編 第二次特別攻撃隊、ディエゴスワレス奇襲印度洋、アフリカ東岸、アデン海湾通商破壊戦―六艦隊甲先
横須賀在泊中の諸準備
呉軍港に於ける整備と内海西部での準備訓練
内海出撃、ペナンへ
ペナンに於ける最後の準備
印度洋を東から西へ
大洋うねり、機関へ海水逆流、各艦片舷機航行
特攻々撃ディエゴスワレスに決定
ディエゴスワレス奇襲
印度洋通商破壊戦、第二次行動
久し振りに三艦合同、奮戦を偲ぶ
通商破壊戦、第三次行動
イ20、通商破壊戦取止め
潜水隊の第三次行動終了
ソコトラ島の西方通過
艦内温度終に三九度に上昇
ソコトラ水道を南下
新手部隊と交代の命に接す
作戦海面での電報通達状況を報告
ペナン着
ペナン発、横須賀へ
横須賀帰着、行動日数一三一日
英国資料に見る戦果の概要
勇士の思い出を語る
横須賀帰着後の急速整備と体力回復
第3編 第二次以後の特潜の活躍―その一
史実―十七年十一月~十二月、ガダルカナル島方面(ルンガ泊地)
十七年十月上旬~十一月中旬、ガ島方面全般作戦の概要=其の一
十七年十月上旬~十一月中旬、ガ島方面全般作戦の概要=其の二
十月上旬~十一月中旬、ガ島方面潜水艦作戦、甲標的による攻撃の開始
十七年十一月中旬~十八年三月中旬、ガ島およびニューギニヤ方面全般作戦の概要
十七年十一月中旬~十八年三月中旬、ガ島およびニューギニヤ方面潜水艦作戦
輝く殊勲、全軍に布告
第4編 新造潜水艦乗員の急速訓練、在役商船々長に対する対潜実地指導―呉潜水戦隊―旗艦「さんとす丸」
横須賀鎮守府附、体力回復に全力
潜水艦訓練部隊へ
潜水艦乗員の速成実習教育
在役商船々長への対潜水艦戦の指導
結び
第5編 中部太平洋方面邀撃配備、作戦輸送、救難作業対潜水艦作戦―第十四戦隊―旗艦「那珂」
備えあるものは勝つ、先ず物を腕前を
出撃、中部太平洋トラック基地へ
ヤルートに進出、邀撃配備
トラックに警戒待機
第一回作戦輸送、トラックよりナウル
トラックに警戒待機
第二回作戦輸送、トラックよりミレ
トラックに警戒待機
第三回作戦輸送、トラックよりナウル
トラックに警戒待機
第四回作戦輸送、トラックよりクエゼリン
第五回作戦輸送、タロアへ
知床救難へ、第一、二回対潜水艦戦闘
敵機来襲に備え、ミレ、ウォッヂェ邀撃配備
第六回作戦輸送、クエゼリンよりヤルート
トラックに帰投、警戒待機
第七回作戦輸送、上海よりラバウル、第三、四回対潜、第一、二回対空戦闘
トラック着、警戒待機
敵ギルバート侵攻に対し邀撃配備、作戦輸送第八、九、一〇回
トラックに警戒待機
第一一回作戦輸送、トラックよりルオット、第三回対空戦闘
トラックに警戒待機
清澄丸の救難
第6編 運輸通信省に於ける業務の推進、在役商船々長に対する対潜実習教育―海運総局海運局海務課
配属時、運輸通信省内の情勢
船舶保護業務
航路標識関係業務
航空総本部専門委員として
船舶救難と潜水作業員の育成
第7編 第二次以後の特潜の活躍―その二
史実―十九年十二月~二十年三月、フィリッピン(セブ基地―ミンダナオ海)
甲標的による攻撃以前の情勢
十九年十月中旬~十二月中旬、潜水艦作戦(根拠地隊に於ける甲標的隊の作戦)
甲標的隊の輝く武勲
第8編 第二次以後の特潜の活躍―その三
史実―二十年三月~四月、沖縄方面
甲標的隊出撃以前の一般情勢
蛟竜隊(甲標的隊)の出撃
沖縄に於ける数々の奮戦概況
沖縄県民の総蹶起、男女の若人共に進んで第一線につく
戦闘の終局
第9編 潜水艦に対する補給、潜水艦による輸送作戦―横須賀潜水艦基地隊、聯合艦隊(六艦隊直率)第十六潜
潜水艦に対する補給業務
訓練と基地地下施設の急速整備
潜水艦による作戦輸送
戦勢逼迫に伴う作戦協力と隊員士気振興策
米空母機来襲時、潜一隻を失う
第10編 終戦
隊内の処理
長浦在泊小艦艇の処理
第11編 戦没潜水艦の概観
戦没潜水艦の年次別概位
戦没潜水艦の年次別隻数
戦没原因の概観
「斃而後已」の精神を遺憾なく発揮したその乗員(判明したその二例)
付録・追記あり