図書ウミ ノ タンキュウシ000006757

海の探究史

サブタイトル1~10
科学新書 8
編著者名
宇田 道隆 著者
出版者
河出書房
出版年月
1943年(昭和18年)2月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
250p
ISBN
NDC(分類)
452
請求記号
452/U26
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 世界海洋探究の生ひ立ち
2 大西洋の発見と探究
希臘人ピテアスの航海
ノルマンの活躍
アフリカ西岸より喜望峰廻航
コロンブスの大西洋横断
西方航路発見
キャプテン・クックとその世界一周三大航海
3 印度洋の探究史
ヴァスコ・ダガマの喜望峰より印度到達
4 太平洋の探究史
マジェラン太平洋に入る
米国海軍士官モーリー科学的海洋研究を起す
日米露等各国特に日本の海洋調査
5 深海測量の歴史
深海測深の歴史
海底電線敷設による深海測深の進歩
深海の水温観測と採水器の発達
深海ドレッヂの進歩
6 イギリス海洋学の進歩
チャレンヂャー号大探検とその前後
海底生物研究の草分けエドワーヅ・フォーブス
チャレンヂャー号探検と指導者ワイヴィル・タムソン
ジョン・マレー
チャレンヂャー号探検報告を大成す
ワイヴィル・タムソン海嶺の発見
ミハエルサース号の大西洋調査
英国海洋研究所
チャレンヂャー号探検の反響
各国海洋探検始まる
7 極海の探究
北氷洋探検
大西洋北西部探検
北氷洋航路の開発特にロシヤの活動
諾威の北洋探検家ナンゼン博士とフラム号探検
ロシヤの北洋開発者クニポヴィッチ
米国ウイルキンス大尉の潜水艇による北極洋探検
南氷洋探検
8 北欧を中心とした国際的海洋研究
一八九九年国際会議の起り
国際会議の協力的活動
9 鰻の研究に徹底した丁抹のシュミット教授
丁抹の海洋研究
底棲生物の研究家ペテルゼン
10 海水の密度と塩分研究の歴史
11 瑞典の海洋研究者
グスターフ・エクマン
オットー・ペッターソン
ワーリッド・エクマン
海流測定器械の発達
12 独逸の海洋研究
浮游生物学の父ヴィクトル・ヘンゼン
諾威のプランクトン学者クレーブ
「海洋学」二巻を著したクリュンメル
海の生産力につき新説を出したブラント
ナタンゾーン
科学的に海を耕す方法を教へたハインケ
探検家メルツ教授の事績
ヘルゴランド海洋生物研究所長ミエルク
伯林大学海洋研究所とメテオール号探検
独蘭諾の気象台、地球物理研究所
ビヤルクネス海流力学計算法の発達
13 地中海の海洋学
海の科学のパトロン・モナコ王アルベルト一世
モナコの海洋博物館
フランス海洋学の父ツーレー
フランスの海洋探検家シャルコー
フランス、イタリーの海洋研究所
14 アメリカの海洋学
アガッシー父子の研究
アメリカの海洋研究機関
15 日本の海洋研究
明治三年沿岸測量始まる
水路部の事業
初代水路部長柳少将とその功績
明治年間外国調査船来朝の刺戟
和田雄治博士と「瓶流し」
水産海洋調査のはじまりと当時の人々
明治四十二年漁業基本調査始まる
水産海洋調査事業の現在までの発達
海洋気象台内の海洋研究の進歩
その他の国内諸機関に於ける海洋研究の進歩
水産海洋調査の鼻祖北原多作氏
本邦海洋学の師父寺田寅彦博士
日本海洋学の功労者小倉伸吉博士
篤志の海洋研究熱心家志野徳助氏
長田尭春氏
16 黒潮と親潮の探究史序説
冷害と海洋調査
参考文献あり