図書セイトク オ アオギテ000006628

聖徳を仰ぎて 下巻

サブタイトル1~10
編著者名
明光会 編者
出版者
竜吟社
出版年月
1932年(昭和7年)10月
大きさ(縦×横)cm
23×
ページ
1冊
ISBN
NDC(分類)
288
請求記号
288/Me25/2
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

41 グラント将軍と御対話
国民的大歓迎会御臨幸(子爵・渋沢栄一)
明治大帝とグラント将軍との御対話

42 北海道巡幸屯田兵御覧
屯田兵第二中隊の耕作状況(陸軍中佐・栃内元吉)
御巡幸御日程と屯田兵
歴史的に観た北海道
屯田兵組織の由来
徴募の方法と各兵舎
大隊の編制と教練
一戸当りの耕作反別

43 山形秋田巡幸鉱山御覧
院内鉱山の沿革と御幸坑(男爵・古河虎之助)
明治初期の鉱業界
官行時代の業績と其効果

44 兌換制度御治定
明治天皇親しく通貨整理の聖断を下させらる(枢密顧問官・水町袈裟)
その頃の貨幣制度と財政的に観た明治維新
紙幣の種類一千六百余
明治初期の幣制
財政の窮乏と紙幣の発行
廃藩置県と西南戦役

45 軍人勅諭下賜
軍人精神と武士道(陸軍少将・亀岡泰辰)
勅諭御下賜前後
観樹将軍と曾我子
陸海軍軍人に賜りたる勅諭

46 条約改正会議
井上外務卿と条約改正予議会(子爵・栗野慎一郎)
条約改正種々相
岩倉大使の改正要項
寺島外務卿の税権回復案
井上外相の改正案
大隈の強硬政策と爆裂弾
山県内閣と重要法典の制定
元勲内閣と条約改正

47 岩倉邸行幸
岩倉公病む(貴族院議員・原保太郎)
供奉の日を顧みて(陸軍中将・落合豊三郎)

48 華族女学校行啓
その開校式の日の思ひ出(下田歌子)

49 東京慈恵医院行啓
施薬院の昔を今に(医学博士 子爵・実吉安純)

50 枢密院憲法会議
日本の歴史と憲法(子爵・金子堅太郎)
憲法記念館と伊藤公
憲法制定前の歴史的考察
明治天皇とグラント将軍
憲法草案の枢密院会議
国体と政体と
憲法会議余塵

51 憲法発布式
明治聖代の一大盛儀(侯爵・嵯峨公勝)
君民一致の明治と国民的感激
憲法発布の勅語
大日本憲法発布の詔勅
皇室典範制定の詔勅
政治国難に際して故柳原伯を憶ふ
憲法発布と世論

52 憲法発布観兵式行幸啓
青山練兵場の壮観(陸軍中将・落合豊三郎)
東京市中の賑ひ

53 歌御会始
勅題「寄国祝」を憶ふ(男爵・西五辻文仲)
歌御会始の沿革と勅題
諸役並に歌ひ方
壮重なる御儀式

54 陸海軍大演習御統監
西軍第二旅団に従軍して(陸軍中将・摺沢静夫)
本邦最初の陸海軍大演習
一般方略と両軍の勢力
伊勢湾の海戦と武豊上陸
豪雨中の御統監
雨の雁宿山演習御統監(陸軍中将・落合豊三郎)
演習計画と両軍の幹部
東西両軍の大衝突

55 教育勅語下賜
勅語渙発当時を顧みて(枢密顧問官・江木千之)
明治初期の教育界展望
教員心得と教則綱領
教育勅語の渙発
精神的日本の建設(子爵・金子堅太郎)

56 帝国議会開院式臨御
優渥なる勅語と奉答文(侯爵・嵯峨公勝)
開院式当日の二重橋附近
御朗読の有様
宮城門外の景況
初期議会当時の両院議員
議会開設前後(枢密顧問官 子爵・金子堅太郎)
議会事務局の創設
各国の議院制度
山県首相と伊藤公
貴族院の組織に就て
議長問題の経緯
議事規則と貴衆両院
席次問題と貴族院の由来
議員の管理と開院式
聖慮畏し

57 大婚二十五年祝典
献上品の御陳列(男爵・沢宣元)

58 日清役平壌戦
想ひ起す平壌の大激戦(陸軍中将・長岡外史)
平壌戦前の大島旅団
宣戦の詔勅下る
清国に対する宣戦詔勅
平壌包囲の作戦計画
大島混成旅団の攻撃配備
平壌城の総攻撃
平壌の占領

59 日清役黄海海戦
一夜にして制海権を握れる快心の戦(宮中顧問官海軍中将子爵・小笠原長生)
北洋艦隊現はる
第一遊撃隊の戦況
本隊の戦況
赤城と西京丸の苦戦
火災、爆沈敵の惨状
松島の奮戦―海戦終局
優渥なる勅語を賜ふ
黄海海戦に於ける比叡の奮戦(海軍中将・伊藤乙次郎)
凸梯陣と単縦陣の対戦
敵陣中に突入した肉弾戦
追想する突貫会
坂元赤城艦長を偲びて(海軍中将・佐藤鉄太郎)

60 広島大本営軍務親裁
回顧する御聖徳の数々(枢密顧問官 子爵・石黒忠悳)
広島大本営に奉侍して(宮中顧問官海軍中将・川島令次郎)
大本営当時の思ひ出(子爵・日野西資博)
御下情に通じさせ給ふ陛下(男爵・沢宣元)

61 広島陸軍予備病院行啓(枢密顧問官 子爵・石黒忠悳)
行啓仰出さる
本院へ御成
第一分院御巡啓
第三分院行啓
第二分院へ成らせらる
海軍予備病院へも

62 下関講和談判(前外務省政務局長・中田敬義)
日清講和談判縦断行

63 台湾鎮定
新版図に輝く北白川宮殿下の御戦蹟(陸軍中将・志岐守治)
旅順より御転戦
三貂角の敵前上陸
要港基隆の攻略
堂々台北御入城
新竹城占領
苗栗から大甲へ
八卦山、彰化の戦
風土病患者の続出
嘉義の陥落
殿下御違例の徴
台南入城
悲しき御凱旋

64 靖国神社行幸
皇室の御仁沢と国民の忠誠(海軍少将・岩崎達人)
御風気を押して御親拝
行啓当日の御模様

65 振天府(宮中顧問官海軍中将・川島令次郎)

66 日英同盟
畏し明治天皇の御聖断(枢密顧問官 子爵・石井菊次郎)
北清事変と日英の接近
日本の英独協商加入と独逸
日英両国の国民性
日英同盟の発端
カイゼルの廻し者
独逸陰謀の成功
伊藤、桂の日英同盟観
伊藤侯の露都訪問
日露協商か日英同盟か
日英同盟の発表
第一回協約の説明
第一回日英同盟協約
重要書類を抱いて寝る
日英同盟と伊藤侯(枢密顧問官 子爵・栗野慎一郎)

67 赤十字社総会行啓(海軍軍医総監 子爵・実吉安純)
博愛社より日本赤十字社へ
日本赤十字社二十五年紀祝典
御機嫌麗しく御帰還
御坤徳弥高し

68 対露宣戦御前会議
宣戦布告直前の会議(海軍大将 伯爵・山本権兵衛)

69 日露役旅順開城
六万余の犠牲を出したる激戦(陸軍大将・大庭二郎)
第一回総攻撃
第二回総攻撃
第三回総攻撃
重要三堡塁の攻略
開城
莫大な犠牲
乃木・ステッセル両将軍水師営の会見(川上俊彦)
篭城戦後の旅順
両将軍の固い握手
互に苦戦の状況を語る
ス将軍愛馬を贈る
水師営の会見に列して(伯爵・山田英夫)

70 日露役奉天戦
我全国軍の総出動(陸軍大将・尾野実信)
前記
中央軍の苦戦
我軍奮戦のあと
優渥なる勅語
奉天戦の首脳部

71 日露役日本海海戦
皇国の興廃此の一戦に在り(元帥 伯爵・東郷平八郎)
日本海海戦前記
敵艦を発見す
天気晴朗なれど浪高し
第一、第二戦隊の戦況
第三、第四及び第五、第六戦隊の戦況
各駆逐隊及び水雷艇隊の活動
二十八日の一般戦況

72 ポーツマス講和談判
ポーツマス会議の回顧(前特命全権大使・本多熊太郎)
水も漏らさぬ外交軍事の聯繋
講和直前に於ける露国の内情、列国の態度並に帝国政府の決心
講和全権の任命
講和に関する帝国政府の方針
講和会議の経過
談判破裂の危機より局面一変条約調印まで
ポーツマス開談前の講和運動
旅順陥落前夙くも講和運動起る
奉天戦後の講和運動
交戦両国の真意
波羅的艦隊の東洋廻航と講和論
米大統領公然の講和勧告

73 凱旋観艦式
浅間艦上の大元帥陛下(海軍中将・飯田久恒)
栄誉ある参加の各艦艇
御召艦檣上高き天皇旗
横浜港空前の壮観
観艦式参列の戦利艦に就て(内閣総理大臣海軍大将子爵・斎藤実)

74 凱旋観兵式
全国代表各部隊の参加(陸軍中将・長岡外史)
満洲軍総司令部の凱旋
代表部隊の参加
歴史的大観兵式
優渥なる勅語を賜ふ
式後の市中大行進

75 樺太国境劃定
日露の歴史的問題解決(貴族院議員陸軍中将・大島健一)
歴史的に観た樺太
北緯五十度説の実行
日露両国委員の任命
劃定事業に対する両国委員の協定
両国委員の作業行程
日露境界線の劃定
樺太日露境界劃定書
日露間の外交文書

76 観菊会(宮中顧問官・長崎省吾)
観菊会に就て

77 日韓合邦(前朝鮮総督府外事局長・小松緑)

78 東京帝国大学行幸(臨時帝室編修局編修官長文学博士・三上参次)
当日の行幸次第
文教に御熱心な御盛徳を偲びて

79 不予
空しかりし全国民御平癒の祈願(男爵・沢宣元)
御不例の御発表
国民の胸を打つ宮内省の告示
御納棺と御永訣

80 大葬(男爵・小原銓吉)
霊轜葬場殿へ
雨の伏見桃山御陵
伏見桃山御陵(理学博士・山口鋭之助)
御陵地の御選定
御陵墓の種類
伏見桃山陵の外形
御宝穴の構造と埴輪
祭場殿と御拝所
明治神宮記

編修を了りて(明光会理事 男爵・梨羽時介)