図書目録ダンウ オ クグリテ資料番号:000006596

弾雨を潜りて

サブタイトル
編著者名
多門 二郎 著者
出版者
織田書店
出版年月
1927年(昭和2年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
420p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ta81
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書 史料調査会旧蔵資料
目次

1 出征
動員令下る
一路広島へ―妹の涙に送られて
満を持して広島に
玄海灘の波の上
2 朝鮮半島を北へ
異国情緒
夜中の出来事
鴨緑江に向つて北へ北へ
淹留一週日
砲兵の後押をして
軍馬は哀れならずや
旅団の中尉副官
敵を前にして
3 鴨緑江畔の会戦
砲戦熾なり
戦の前夜
白い襯衣、紅の血、蒼い顔、
攻撃前進
靉河の徒渉り
戦さとはこんなもの
戦後の雨
4 鳳凰城の占領
蛤蟆塘の戦場
鳳凰城に入る
鳳凰城夜話
滞陣
同期の友
小哨長
怖かつた
廠舎の夜雨

5 摩天嶺露軍の逆襲
炎帝の猛威を冒して進む
分捕りの地図
古びた骨牌
露軍の大尉や何処
露軍の夜襲
さらば聯隊長よ
敵弾の中に煙草の煙
展望哨として
驚破敵襲の声
敵の軍楽の音は冴ゆる
敵将の雄図空し
6 様子嶺陣地我有に帰す
軍旗を捧げて新聯隊長を迎ふ
緑蔭のハンモツク
落伍
砲弾の飛ぶ中を
月の光に虫の声
白扇の風
敵将を弔ふ
7 弓張嶺月下の夜襲
霖雨
生別の宴
月影を踏むそゞろ歩き
戦の前
風は楼に充つ
月光を浴びて敵陣近く
突撃!
逆襲つ!
やられた、後は頼む
仮繃帯所
戦友の最後
忠死の状勇まし
中隊長も逝く
病院のその日その日
茶毘一片の煙
再び戦線に
大隊副官を命ぜらる
敵騎の急襲
閑院宮殿下を拝し奉る
8 沙河の会戦
敵は攻勢に転ぜり
三城子山の攻撃
三度砲弾下に伝令
敵火の下に大跪座
闇に閃く曳火弾
寝耳に水の夜襲
騅は進まず
一喧嘩
聯隊の感状
回想
9 沙河冬の陣
天長節に敵の祝砲
零下十四度野外のコンサート
御門跡様
忘年会
明治三十八年元旦
敵前の観兵式
10 黒溝台の防禦戦
此夜中に出発ですか
雪夜の行進
立見軍の苦境
死屍累々たり
酸鼻直視に堪へず
大御心いとも畏し
11 奉天の大決戦
星を戴いて帰る
軍旗を拝して感激の涙
無人の境を行く如く
雪は粉々
弟の讐
旭に閃く軍刀の光
第十七号角面堡
傷は浅いしつかりせい
右に傷き左に斃る
敵の死骸に腰を下して
攻撃は至難なり
戦闘交綏す
敵は退却せり
敵を追ふて渾河々畔へ
黄塵万丈
野糞の秘訣は
追撃
直路鉄嶺に向ふ
露軍の暴状
赤き日曜日
12 戦役の末期
へべれけの俘虜
従卒の消息
愛馬の別れ
対馬海戦の捷報
清河座の演劇
媾和会議
平和克復
13 凱旋行
思はざる再会
鉄嶺の野犬
鉄路大連に向ふ
さらば、満洲の山河よ
未亡人の涙
凱歌
回顧

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