日本国体本義
- サブタイトル
- 編著者名
- 日本国体本義編纂審議会 編者
- 出版者
- 平凡社
- 出版年月
- 1928年(昭和3年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 23×
- ページ
- 179p
- ISBN
- NDC(分類)
- 313
- 請求記号
- 313/N71
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 序説
我国体考察の必要
国体とは何ぞや
国体観測の要素
研究資料
古典の価値
第2章 皇祖
天照大御神
皇太神宮
天照大神の御名の義
天照大御神は実在の神
原始神
理想の始祖と血統上の祖先
皇統
オシホミミの尊と天照大御神
天照大御神とイザナギの尊
純神と霊神
皇祖は神界の至上位
第3章 天孫
高天原
天孫降臨以前の国土
各地の形勢
天孫の宗主権
天孫降臨と文化の将来
高千穂三朝は準備時代
第4章 建国
大日本帝国の建設
神武天皇の遷都
大和を目ざされた理由
大和近畿の状態
神武天皇の東征
神武天皇と御兄弟
饒速日の命の降伏
御即位
立后
論功行賞
帝国々号
第5章 天皇
天つ日嗣と天皇
皇位継承
上代の相続法
母系継承の例
母系相続制の利用
嫡出皇子承統制の確立
マツリゴト
祭祀分担
崇神天皇の祭祀振興
出雲大神の祭祀復興
大和の大国魂及大物主の祭祀
祭神の本旨
敬神思想と国民道徳の源泉
祭政一致
神の代表者
現つ神
天皇の尊貴
神と人との間に立たせられる天皇
天皇の大権
人間的生活の御一面
皇室財産
第6章 国土
地理的境域と国家の版図
葦原中国
国引伝説
出雲の国家
九州諸小国
東国
北国
近畿平定
聚落発展
中国循撫
四道将軍
領土拡張
景行朝の九州征討
東国平定
九州と韓半島南部
神功皇后の偉業
版図の増減
朝鮮
南方諸島
掖玖・多禰・阿麻弥
琉球
台湾
南洋諸島
奥羽東北地方
田道・形名の征戦
阿倍比羅夫の征戦
坂上田村麿の征戦
源氏の勢力扶植
蝦夷島帰属
千島と樺太
第7章 人民
建国当時の住民
天孫の裔と称する氏族
国つ神の裔
出雲族
出雲族の支流宗像氏
出雲族の分布
海人族
倭人
海人族の分布
シカの海人・アベの海人
アヅマ人
隼人
沖縄群島民
蝦夷
ヒナ(エミシ)の分布
粛慎
クマ族
土蜘蛛
コシ
帰化人
日本民族の進むべき道
第8章 社会
社会組織考察の必要
ウカラ・ヤカラ・ハラカラ
社会集団の単位は氏族
母系相続制度
局地的集団(ムラ)
職業的集団
兵役部
兵種の区分
神、公役部
工作部
部族
皇室直隷部民
カバネ(姓)
氏(部)族内部組織
階級制度の発生
氏族制度の崩壊
第9章 統治
統治の原則
自治政体
中央機関
合議政体
贄
公費
徴税
財政
地方的中心
国造政治
刑政
聖徳太子の憲法
大化革新
上代政体の瓦解
明治維新
第10章 国体本義
我国家は一大家族であること
天皇は此大家族の自然の首長であらせられること
此大家族の家憲の第一は祖先信仰にあること
天皇の尊貴は至高祖神の代表者たるにあること
天皇の大権は強圧によつて維持せられるものにあらざること
国家の版図は限定的のものにあらざること
人種的差別観念は我国民の本性にあらざること
新附民衆の融合は必然なること
自治は我政体の原則で万機は公論によつて決せられること
我が国体は世界無比のもので之を無視するに於ては国家の瓦解を免れざること
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