証言の昭和史 5
くずれゆく戦線
太平洋戦争の暗転(池田清)
戦線の崩壊
ガダルカナル決戦(土門周平)
軍医が行く地獄の戦場(鈴木正己)
破れた太平洋の防波堤(千早正隆)
東条内閣の退陣(高山信武)
レイテ決戦ならず(半藤一利)
祖国に捧げた青春(生田惇)
戦艦「大和」、最後の出撃(中島親孝)
最後の大戦闘(伊藤常男)
ひめゆりの塔に眠る妹(金城和彦)
銃後の生活
B29と本土空襲(加登川幸太郎)
翼なきラバウルの自給生活(佐薙毅)
帯剣もない応召兵(戸川猪佐武)
戦争と絵画(木村栄文)
“帝国日本”の終焉
日本上陸作戦と分割占領案(五百旗頭真)
原子爆弾投下計画(オーテス・ケーリ)
昭和二〇年八月九日・浦上(林京子)
最後の御前会議(波多野澄雄)
あの日私は……終戦の日・8月15日
ビルマのジャングルの中、興奮で寝つかれず(会田雄次)
ああ、明るくなる(渋谷のり子)
身体を動かさずにはいられなかった(沢村貞子)
疎開と空襲のあとで(中村歌右衛門)
複合した苦しみの中で敗戦も復興も予見(邱永漢)
お先まっ暗の断髪(玉の海梅吉)
お父さん助けて!(藤原てい)
降伏を拒否した人々(竹下正彦)
世界の動き
ヤルタ体制の幻影(法眼晋作)
昭和史跡探訪(神谷次郎)
事件と世相アラカルト/昭和史年表(百瀬明治)
太平洋戦争下の日本軍用機(秋本実)
悲劇に終わったインパール作戦(山木一次郎)
中野正剛の自決(長谷川峻)
日本にしかなかった四隻の潜水空母(南部伸清)
「海ゆかば」が球場を包んだ最後の早慶戦(別当薫)
沈む「大和」をこの眼で見て(清水芳人)
ベルリン最後の特派員(加藤三之雄)
女風来坊と空襲(近藤富枝)
私達の学童集団疎開記録(中島はぐり)
戦時下の病院で患者を守って(浦野シマ)
日本商船隊の崩壊(富永謙吾)
本土決戦計画(不破博)
勝ったゾー、戦争が終わったゾー(エマーソン・チェイピン)
“昭和元年生まれ”のこの頃(藤森昭一)
銀座のこの頃(喜多川周之)